磯田道史氏の語る歴史はマジで面白い (あ、武士の家計簿
書いたヒトね)
ときどき読売新聞に歴史エッセイを書いている。
(ほんとは定期的に書いているのだろうが、気がつくと記事があるって
感じなので)
関が原のくだりなんかは、おかしくて笑った。
新幹線で東京方面から関が原に差し掛かるときは、家康の気持ちで、
反対から来る時は、石田三成の気持ちで望まねばならない・・・(笑)
ちゃんとそのためのお作法なんかがあって、遊んでるな~と思う。
今回は前々回からの続きで、忍者シリーズ
これまで、忍者の本当の隠れ家はどこかについて調べてきたが、前回
見つけたお宅の古文書から、忍者の使っていた毒についての詳しい
書付を見て、実際効き目があったのか検証することになったのダッタ
毒は、盛るのではなくてロケット状の矢の中に仕込んで放ち、敵陣地に
撒き散らすもの
確かに効き目あるのってカンジ。
でも磯田氏はしつこい。ちゃんと薬学の専門家に聞きに行っていた
それによると、肌に触れただけで腫れ上がる毒もあるそうな・・・
こんな風に毎回めちゃくちゃ面白い。古文書もすらすら読めるようだったら
ワタシみたいな歴史ギライだって、楽しく勉強できるかも・・・・いやいや、
やっぱり、これは磯田氏の想像力あってのもの。
せいぜい、氏のエッセイを楽しみとするほうが無難だね