いささか古いハナシではありますが、40年以上に亘って親しまれた『ヤマザキナビスコ』が去年の8月を以って消滅しました・・・
 
イメージ 1
旧ヤマザキナビスコの製品たち。リッツ、オレオ、チップスターは同社のテッパン中のテッパン。もうこれらを食う事は出来ないのか・・・
 
イメージ 2
もう見る事のないヤマザキナビスコの文字・・・
 
イメージ 3
ナビスコは元々アメリカのメーカーで、’70年(S45)にヤマザキ、ニチメンとの三社で設立された合弁会社。
即ちナビスコ商品をライセンス生産していたというもので、その契約が切れちゃった訳なんです。
各商品にはこの様に断り書きも・・・
 
イメージ 4
でも・・・ヤマザキナビスコ が消えたからといって、それらの製品がなくなっちゃったという訳ではないんですねぇ(一部消えたヤツがあるかも)
リッツやオレオは輸入品ながら本家ナビスコから継続販売されましたし、ヤマザキナビスコはYBC(ヤマザキビスケットカンパニー)として生まれ変わりリッツの後継品として「ルヴァン」を発売しました。
 
イメージ 5
ロゴが少々変わった位で旧パッケージを踏襲している新リッツ(右)。違和感もないので変わった事に気付かない人もいるかと。
 
イメージ 6
生産はインドネシアになり、原材料もレシチンや酸化防止剤といった食品添加物が加わりましたが、これは保存性に難があるから?
 
イメージ 7
新リッツは味が変わった!(イイ意味ではなく)というコメントを見たせいか先入観が先走りましたが、いわれて見れば?コクがないというか味が薄くなった印象を受けました。
対してルヴァンは形&厚みが変わって食感も少々変わりましたが、風味は往年のリッツそのままでしたね~。
 
イメージ 8
カナッペやディップといったアレンジもリッツを受け継いでます。
因みに・・・リッツの顔・沢口靖子や木村佳乃といった旧ヤマザキナビスコのCMキャラクターもそのまま。
 
ニクイね~(笑)