まるで似合わないランチを終えた一行は、奥武蔵グリーンラインを定峰峠に向かって進みます。
しばらく走ると『黒山三滝』の標識があり、どんなもんかとグリーンラインから逸れて見に行く事にしました。
バイクを止めてしばらく歩くと・・・岩に挟まれた小ぢんまりした「天狗滝」がありました。
アレ？三つあるんじゃないの！？
またまた歩くと今度は２段になった「男滝」「女滝」が現れました。ちょっと期待してたのとは・・・
天狗滝と合わせて三滝、なんだそうです。夏の涼みがてらに来ると良さそうですね～。
グリーンラインに戻ってちょっと進むと今度は『高山不動尊』の案内。
ココもちょっと覗いて見ましょう。今回は珍しく途中下車が多いなぁ～。
帰りの登りが心配になるほどの急坂を下り、バイクを置いて坂を歩くと木々の間から本堂が見えてきます。
小さく見えていた本堂は間近で見ると立派なモノでした（写真撮り忘れた・・・）
中腹にあった推定樹齢８００年の「大イチョウ」、このイチョウが変わっていて、露出した根の部分には垂れ下がった「気根」というものがあり、その「乳」に似た容姿から「子育てイチョウ」と呼ばれるそうです。
そうそう、この中腹の奥に集会所みたいな建物（廃墟？）があるんですが、気になって近づいてみたら・・・
飯能市立高山小学校？がっ、学校・・・？？？校門みたいなものが見えたので、まさかとは思いましたが・・・
分校ではなくちゃんとした小学校というのがスゴイです。（S41年廃校）
案の定、１速しか使えない急坂を戻って再度グリーンラインへ。
途中の飯森峠に差しかかると、下に伸びる林道を発見。どこに繋がっているのか分かりませんが、好奇心旺盛なＨ氏が下り始めたのでトライする事に・・・
この林道、途中まで良好なダートだったんですが・・・
トタン製の物置が崩壊して道を塞いでいたり、倒木がリンボーダンスよろしく丁度いい位置で倒れるし・・・
このような土砂崩れに遭遇した時はア然としました。もういやだ・・・
結局は・・・
途中で終わりかい！（笑）
脱力感＆虚しさを感じながら引き返し、３０分ほど走って駐車場に到着。
今回はただひたすら走るいつものツーリングとは違い、各名所（迷所？）を見て回るなど、なかなか充実したツーリングとなりました。
ミニトレも絶好調＆バイクトラブルもなく、無事走破出来たという満足感もひとしお。
すっかり秩父ツーリング専用車となったミニトレ、来年に向けてまた一年間眠ってもらう事になりそうです（笑）