’64年<S39>、アローラインと呼ばれるフロントノーズが傾斜した独特なデザインの3代目コロナ(RT40)が発売。
 
後にブルーバードとの熾烈な販売競争、いわゆる「BC(ブルーバードコロナ)戦争」の渦中にあったコロナでもありました。
 
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’68年10月発行の簡易版。この年、大幅なマイナーチェンジを受けました。
 
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ヘッドライトの枠が四角形に近い感じになったり、テールランプが横長になるなど初期型とはガラッとイメージが変わりました。未だヘッドレスト、シートベルトが付きません・・・
 
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ボディーカラーは合計9色。各カラーにそれぞれキャッチコピーがあって楽しいですが、よく読むとイマイチ意味が・・・(笑)
 
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更に安全対策を盛り込んだ’69年6月発行版。
 
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この時期になるとハンドルのホーンリングがなくなり一般的な横型に。ギアシフトは3段コラム、4段フロア、トヨグライドと呼ばれる2段コラムATの3種類。オプションでクーラーが付くようになりました。
 
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ビックリなのは一挙にヘッドレスト&シートベルト(それも3点式!)が標準装備されたこと。
旧型を買った人はさぞかしガックリです(笑)
 
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ディスクブレーキ、ブレーキブースター(真空倍力装置)など、登場後5年を経て近代化されつつある最終型。
 
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エンジンは2R型・OHV1500cc。この年にコロナマークⅡが登場したため、車種整理(セダンのみに)・大幅な値下げが実施されました。
 
このRT40コロナ、生産台数が多かったこともあり現存数が多く、イベント以外(草ヒロも)でも割合見掛けるクルマです。