先日国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の新しい報告書がでた。

それによると、このまま化石燃料に頼った経済成長を続けると最悪の場合今世紀末には、最悪6.4度気温が上昇する恐れがあるそうです。
1901年から2000年の100年間の気温上昇は0・64度と書いてありますが、それだけでも最近、巨大ハリケーンや氷河の崩壊の加速がおこっているのに、6.4度もあがったらたいへんです。
そのシュミレーションはいろいろ書いてありますが、どうしたらそれを防げるかだと思います。

世界で1、2位のCO2排出国のアメリカ、中国が削減にあまり熱心でないのが困りものです。
先日のブッシュ大統領の一般教書演説では、ガソリン消費の大幅削減の提案をしているので、是非実施してもらいたいと思います。

根本的には、石油に依存する今の文明の転換が必要だと思いますが、これは科学の力が必要です。
車も電池や水素で走る技術が研究されているようですが、是非ガソリンにとって代わるレベルまでに実用化してほしい。

それとやはり軍縮をして、世界の軍隊がだしているCO2を減らしてもらいたい。
世界中の軍隊が戦争をしたり、軍備を維持するのに多くの化石燃料を使っているとおもいます。

私がよく通る国道246にも、よく御殿場方面から上り車線を走る自衛隊の車が何台もつながって通るのを見ます。
自衛隊も多くの車、飛行機、船(戦車などといってないので)を維持したり、訓練する時は多くの燃料を使い、CO2もだしているはずです。
また、そういったものをつくるのにも多くのCO2をだしているはずです。

ですからそういった軍備を減らすことが、世界のCO2の削減になり、地球の温暖化防止になると思います。

新聞を読んでも、地球の危機に警鐘を鳴らしてはいますが、その対策はあまり書いてなおので、私なりに考えてみました。