みんなの9条
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きのう(9日)防衛省が発足しました。
事実関係を確認するために、そのニュースを貼り付けます。

防衛省が発足、安倍首相が訓示=「新たな国造り」の第一歩
1月9日11時1分配信 時事通信

昨年12月に成立した防衛庁の省昇格関連法の施行に伴い防衛省が9日、発足した。安倍晋三首相は同省内で行われた記念式典で訓示し「国防と国際社会の平和に取り組むわが国の姿勢を明確にできた。戦後レジーム(体制)から脱却し、新たな国造りを行うための第一歩となる」と述べ、省昇格の意義を強調した。
 その上で、首相は「美しい国と国民の未来、世界の平和と安定という崇高な使命のため、さらに献身的な貢献を切望する」と求めた。防衛庁長官から就任した久間章生防衛相も式典で「北朝鮮の核実験実施などわが国周辺の安全保障環境が引き続き厳しい中、名実ともに政策官庁として脱皮していく必要がある」と強調した。式典に先立ち、首相は同日午前の閣議前に久間氏に防衛相の辞令を交付した。


単なる看板の架け替えでないことは、多くの人が指摘しています。
海外活動が本来任務に格上げされるそうです。

しかし、以前読んだ新聞にはPKO活動には、日本はあまり参加していないようです。
やはり、イラクへの派遣やインド洋での燃料補給活動など米軍を支援する活動が多いと思います。

アメリカの本音は、日本が憲法を改正していっしょに戦える軍隊に自衛隊を変えることでしょう。
それを受けて安倍首相は改憲や集団的自衛権の検討を進めると言っているのでしょう。

逆にいえば、憲法9条がそうした動きの歯止めになっているといえるでしょう。

また外交面でも、防衛省が外務省とは別に動くのが心配です。
先の6カ国協議が行われている時に、朝鮮有事の計画が進められていました。
6カ国協議は成果はあげられませんでしたが、協議を続けることでは一致しています。
そうした状況を無視して、軍事的な計画は進められます。

文民統制(シビリアンコントロール)が大事だと言われていますが、戦前のように軍部が暴走しないように監視していきましょう。