三重県立高校に通っていた女子生徒が、
SNSでいじめを受け、
県を相手に損害賠償を求めた裁判で、和解が成立しました。
原告代理人などによりますと、
現在20歳の女性は、高校1年生だった5年前、
同級生から悪口を言われ、
2年生にSNS上で誹謗中傷を受け、不登校になっていました。
女性は学校の対応が不適切だったとして、
三重県に損害賠償を求め提訴していましたが、
20日、三重県がSNS上の誹謗中傷を「いじめ重大事態」と認め、
和解が成立しました。
「(原告の父親のコメント)失ったものは何も返ってこないが、大いに反省してほしい」
(原告代理人弁護士)
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東海地方では、三重県いじめ裁判について、
ニュースや、新聞で伝えられました。
『失ったものは何も返ってこない』
とても重いコメントです。
5年も、いじめ認定する期間が必要だったのでしょうか?
三重県教委は、彼女の失った長い5年を、
もう、高校生ではないのだからと、
和解成立しても、やはり、置き去りにするのでしょうか?