いじめ加害者は、部活で活躍すれば、許されるのか? | ひとり立ちできる日まで

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息子は、21歳。小中学生時代でのいじめは、
生き方、性格まで変えてしまうほどのつらい日々でした。
就職したものの、人間不信から、半年で、うつ病再発。
2021年秋からは、就労支援事業所に通所しながら、
再度、社会復帰を目指しています。
母親と、保護猫のブログです

今朝、地元新聞記事に目を通したら、

 

そこには、

いじめ加害者の一人の名前が、ありました。

 

🍀   🍀

 

 

 

中1の時に息子は、

クラスいじめを受け、

精神的不調をきたし、

部屋で布団の中にいても、夢の中で追いかけてくる加害者たちの目に

「あの目が怖い」

「この世からいかに消えるか」

苦しい日々を過ごしながら、もがきながら、

転校して、数年が経ち、

今日まで生きてきました。

 

 

高校3年になり、

加害者の一人が、⚾️交流試合に出場し、

その試合報告として、

市役所を訪問し、

市長から、ねぎらいの言葉を受け、記念品が渡されたと、

記事にありました。

 

 

加害者たちから、息子へのいじめについて、

反省の弁も、謝罪も受けていません。

 

私は、今でも、加害者たちからの謝罪を待っています。

 

 

息子のいじめについては、

重大事態として扱われ、

市長報告もしています。

 

その後、謝罪がないことも、

ずっと市教委にも、話しています。

 

 

なのに、

市長は、

「後輩にもすごく良い刺激になるし、良い経験をされたと思う」と、

コメントしています。

 

クラスメートを半年もの間、

いじめ続け、追い詰め、苦しめたにもかかわらず、

いじめの重大事態と、加害者として認定されながらも、

知らないふりして、生徒会長の仮面をかぶって、

何もなかったように、自分たちの学校生活を楽しみ、

部活に取り組む。

 

これが、市長の示す「後輩への刺激」なんですかね?

「良い経験」なんですかね?

 

 

 

彼が部活で活躍している間も、

 

息子は、人目が怖くて、

自由に外に出ることもできず、

人を信用して、打ち解けることができない、

重苦しい日々を過ごしてきた。

 

 

もし、当時、彼から、

謝罪を受けていたら、

今の彼の活躍を違う気持ちで受け止めたかもしれないのに。