気をつけたい夏休み明けは、8月24日 | ひとり立ちできる日まで

ひとり立ちできる日まで

息子は、21歳。小中学生時代でのいじめは、
生き方、性格まで変えてしまうほどのつらい日々でした。
就職したものの、人間不信から、半年で、うつ病再発。
2021年秋からは、就労支援事業所に通所しながら、
再度、社会復帰を目指しています。
母親と、保護猫のブログです

昨日、

隣県ではありますが、

高校一年生徒の鉄道自身事故がありました。

新聞記事では、「ホームに飛び込んできた」と、

報道されています。

 

目をつむると、

息子が、「電車に飛び込んでくる!」と言い放ち、

家から飛び出していったときのこと、

 

転校後、夜10時過ぎても帰宅してこなかった日、

学校のある市の、ふと降りた無人駅で、

ホームベンチで、2時間もの間、

通過する電車を見続けていたらしい息子。

その後、なぜか、学校に戻り、

学校の敷地周りをふらふらしてたところを

私から「帰宅してこない」連絡を受けていた教師が見つけ、

息子に寄り添いながら、

先生が、「僕も帰宅するところだから」と、

一緒に電車に乗り、寄り添ってくれたことなど、

 

息子のつらかった時期が思い出されます。

 

 

 

 

少し前にも、隣県で、高校生自殺の記事がありました。

 

例年なら、

今の時期に、あまり、このようなことはことはないように思います。

 

しかしながら、今年は、何もかもが、

生徒を取り巻く状況が違います。

 

 

先週は、多くの学校が、一学期終わりの週でした。

息子も成績表をもらってきましたが、

短い期間での成績評価ては、

本人も、残念な部分があるような、

納得いかない表情でした。

 

 

私は、

「いやいや、休校中、動画、ゲーム三昧の日々、

当たり前じゃん!

受験生は、塾行ったり、しっかり目標持って、

勉強してるよ〜」

と言いたいところを、ググッとこらえて、

言葉を飲み込むだけ。

 

 

一生懸命勉強してた高校一年生徒の中には、

初めての高校での評価に、

気落ちしてしまった生徒も少ないないはずです。

オンライン授業、レポート課題提出、期末テストで、

評価されてしまうのも、

初めてだったはずです。

 

 

 

ましてや、生徒間のコミュニケーション作りの場も、

短い期間では、築くことも、難しいかったかもしれません。

 

その中には、集団の中で、孤立していた生徒もいたはずです。

 

 

学校の生活の様子、特に教室内でのことは、

生徒以外では、教師しか知ることができません。

 

 

息子の懇談会で、

担任教師が、

保護者の前であっても、

「クラスに話せる友達いる?

いつも、一人でいるみたいなんだけど?」

寄り添ってくれたその一言。

 

息子は、

親の前でそのことを言われたことが恥ずかしかったのか、

否定してましたが、

 

担任は、自分のことを見ていてくれている、

親も、気をつけて子供を見ていくべきことに

気づかされました。

 

 

 

今年の夏休みは短く、

8月の4週目から、

新学期が始まる学校が多いです。

 

毎年、「9月1日は、子供の自殺が多い日」

「無理して学校に行かなくてもいい」と、

声があがります。

 

 

今年は、

8月内にそのような状況の日があり得ます。

 

このお盆も、自粛生活、

楽しい夏休みということにはならないかもしれません。

 

生徒たちは、たくさんの夏休み課題に追われるだけで、

夏休みは終わります。

 

 

大人は、親は、

自分たちの生活、自分たちのストレスだけで、

やりきれない毎日ですが、

 

未来を、将来を支える子供たちの大切な命を

守っていかなければなりません。

 

 

子供たちの悲しい事故を、事件を

無くすためにも、

少しでも、子供に寄り添えることができたらと思います。

 

 

 

 

息子をいじめ地獄におとしめたのは、

いじめを知っていても、目の前で見ていても、

知らんぷりしたり、

乱暴な加害者たちへの指導ができなく、

加害者たちの言いなりになり、

被害者である息子を責め続けた担任、その学校の教師たちです。

 

 

しかし、

転校後、闇の中で自分を見失っていた息子に寄り添ってくれたのも、

今の生活の様子を心配してくれているのも教師です。