ララとマルチェロさんの呪縛から離れかった私は、騎士隊のアイマルさんとお友達になりました。

アイマルさんも、ララと色々あった人だけれど…マルチェロさんほどの強い記憶はないし、何より穏やかで優しい人で、少しだけ気になったり…してます。


「マリーさん、よかったら試合観に来ない?」

アイマルさんに試合の話を聞いたので…

持ち合わせのお守りをアイマルさんに渡して、試合を観に王立闘技場へ。

試合前の独特な熱気と空気が、再びララの記憶を呼び起こして…懐かしさで胸がいっぱいの中、






アイマルさんの試合がはじまりました。

お相手は…




マルチェロさんのお父さん、マルタさん。

ララの記憶の中のマルタさんとの思い出が沢山溢れて涙が出そうに。

ほんとに…この記憶は一々やっかいものです。


勝利は…



アイマルさんの手に。

「アイマルさん、おめでとう!すごいね」

「ありがとうマリーさん。マリーさんが見ててくれたからかな?」




だいぶ経ってはいないけれど…アイマルさんはとっても優しくて素敵な騎士さん。

アイマルさんにお守りを渡したり、試合を観たり、仲良しなお友達になれたり…少しドキドキとした1日でした。


アイマルさんに恋をしているのかな?と自分に問えば…


残念だけど、少し違う気がしています。