若草山
奈良の景色が一望できるという山
大学のときの先生が
『時間があれば、ぜひ若草山行ったほうがいい!
奈良の景色が一望できて本当に感動だよ』
と言っていたので
ずっと行きたいなと思いながら
というか授業内容は
すっかり忘れるのに
先生の雑談ばかり覚えてる私である笑
その遠い記憶の雑談が
今回の若草山への後押しになったのと
道中の空腹を救ってくれたであろう
若様だったか神様の名前が
若だったのもあって
東大寺の二月堂から歩いてすぐだった
のもあって二月堂から
若草山へむかった
若草山はずっと全く行く機会がなく
行くことが出来なかったが
思いもよらず
全く行く予定がなかったのにも関わらず
突撃することになったのだ
そして、この奈良公園一帯にはびこる
鹿の神々たちと
そろそろ離れたくなっており
若草山まで行けば
鹿としばしお別れができるかなと
ホッと一息つきながら
奈良の景色を
思う存分眺められるのではないかと
思ったのも事実である
若草山は入り口がいくつかあるようで
二月堂からほど近い
若草山山麓北ゲート
なるゲートから入った
鹿がいないと思いきや
人間は大人150円
かかるのに対し
鹿様は無料でゲートを通過していた
さすがの神様である
若草山まで行けば鹿と離れられるという
淡い期待は残念ながらハズレ
鹿のうんこで肥えた土の山は
若い緑がイキイキしていた
もう鹿のうんこはスイカの種に見えてきた
入ってすぐは小山のように見えたので
なんだ小山だったのか
と思ったが
山頂があるらしく
山頂を目指したくなってしまった
思ったより山道であった
明後日に奈良の大神神社の三輪山を
登る予定なのに
初日からガッツリ登山になってしまった
途中でリタイアしそうだったが
もはや三輪山へのウォーミングアップ
ということにしようとがんばった!
景色が広がった
ベンチがあったので座って眺めた
外国人が多く
みんな写真を撮っていいな〜って思った
ひとり旅は自分の写真がとれない
自撮りで撮れるけどなんか寂しいので
あんまり景色以外は撮らないです
なのでメイクや服や髪型を気にしなくても大丈夫
というメリットはあります
若草山の山頂に着いたと思っていた私は
ベンチに座って奈良の景色を眺めて
眼下に広がる
奈良の街の景色を目に焼き付けた
風が強かったが心地よかった
そんな、ひとりぼっちの30歳超えた
おばさんが可哀想だと思ったのか
それとも外国人からしたら
日本人が童顔過ぎて
若く思われたのか
外国の人に片言の日本語で声をかけたられた
『あなたの写真を撮ってあげたので
よかったらエアドロでおくるよ?』
と言われました
え?私の写真をあんたはいつ撮ったんだ?
という疑問はさておき
エアドロ?機械音痴の私には
到底できそうにないシステムだったので
『ご丁寧にありがとうでもいらないから大丈夫』
と伝えました
どんな私の写真を撮っていたのか心底気になったが
削除してくれと願うばかりだ笑
そんなことがあったので
ベンチに座ってたら新たな写真を
撮られかねないので笑
移動して下山するかー!!
と後ろを振り返ったとき
後ろに若草山があったのである
きょえー!!!
全然、若草山の頂上でなかったところで
頂上の景色だと思って
感動していたのである笑
チケットの裏にこう書いてあった
若草山 標高342m
全山芝生に覆われた三段重ねの山
山頂から展望する眼下の大和盆地は、平城の都が栄えたところで
歴史的風土を今に伝える素晴らしいながめ。
三段重ね!!
なんともびっくり三回も楽しめる
お重式である
私はまだ一段目にいたのである
ここまで来たら山頂を登らないと
大人150円の料金も報われないのと
大学の先生のいう感動景色を見れずに
帰ることになってしまう!!
私は登るのだった!
色が黄色い感じが混ざった山々の色味が
ブロッコリーみたいで可愛かったです
もう達成感しかない
景色は本当に一段目の比にならないくらい
特別で最高でした
山頂にもしっかり鹿いて
鹿の行動範囲の広さに驚きました
山頂に古墳?がありました
帰り道も大変でしたが
最後まで楽しかったです
体力的にはかなりきついですが
絶対に行く価値があるので
若草山おすすめです
大学の先生みたいに私も
みんなに語ろうと思います笑
若つながりで行って本当によかった
旅の1日目から充実な1日でした
帰りに鹿がいて
外国人が頭をなでていたので
便乗して初めて
鹿に触ってみました
毛がごわごわしてて
すごかったです
鹿に触れられて嬉しかった