サラリーマンをやっているときは会社の力がありましたから、自分にできることはたいしてありませんでした。顧客の要望を会社の方針と規定・要領に沿って淡々とこなすことだけ。むしろ淡々とこなすことが顧客の要望である場合も多く、勝手に判断することは顧客にとっても会社にとっても不利益になることが多かった気がします。

 

今は組織という後ろ盾がなくなり、僕自身ができることと言えば殆どと言っていいほどなく、非常に限定的です。

でも今日、今はここで詳しくお話しすることはできませんが、誰かのために僕ができることを一つ実行できたことがありました。ララビスを、そして僕を信用してお申し出を受けたもので、これからどうなるかは分かりませんがぜひ力になってみたいと思えるようなことです。

 

お正月にやったくじ引きのなかに、「周りにとって喜ばれる存在になろうと心掛ける」という言葉が書いてありました。

ララビスが周りにとって喜ばれる存在になることとは、素敵なお洋服を売ることだけではありません。素敵なお洋服はどこでも買えます。ララビスで買ってよかったと思っていただけるような、もっと人として本質的な部分に入り込んでいかないと。

 

勤めているときはこんなこと考えたこともありませんでした。もっと打算的で、聞かれたら答えるし、聞かれなかったら答えない、みたいな、とても喜ばれる存在とは思えないほど酷い人間でした。

商売はとても難しく、厳しいです。ララビスも決して楽ではありません、むしろ毎日が一喜一憂でしんどい日のほうが多いです。だからこそ、できることを一つずつやって、喜ばれる存在になりたいと思います。

また、胸を張って報告できる時が来ましたら、こちらでご報告させていただきます。

それまで頑張りますよ!ゴールなんてありません。走り続けるだけです。両親、家族、そしてお客さまと、ララビスを取巻くすべての人のために。