子にピアノの先生を付けた。

通いでうちに来てくれる音大卒業したばかりの

академический вокал（アカデミック・ボーカル）

職業ソプラノオペラ歌手。

バイトでピアノや専門的なボーカルを教えていて

子供相手もやっているという。

ソ連時代から使われている教科書を用意せよ。

正直、続くかわからないので、

ネットで電子版を拾って

数ページずつ印刷する方式を採用。

レッスン中、その声量に圧倒される。

シャープやフラットや四分音符とかヘ音記号とか。

ネットの翻訳とは違う言い回しをしていたり。

聞いてて勉強になる。

来て、防寒着を脱いで準備が整うまで10分。

レッスン中、先生がスマホを確認する時間が

子の休憩時間にもなり。。。

60分後、おさらいするよう宿題を言い渡される。

私と違ってさっさと支度せず、お喋りしながら

~~たらたら~~のんびり防寒着を着て、帰って行く。

正確には知らないけど、バスを待ったりすると

片道30分ぐらいの場所に住んでいる。

ある日、道すがらクラスメイトの保護者に会い、

偶々「今日はピアノのレッスンだ」と言うと、

食いついてきた。

保「うちの子も去年ピアノ教室に通ってたんだけど、

　なぜか『もう少し大きくなってから再開しましょう』

　と言われて、レッスンを打ち切られたのよ。

　それで園のリコーダー教室に通わせたら、

　先生が何やかや理由を付けてレッスンを休むから、

　もうやめさせるつもりなの。どうやって見つけたの？

　家に来てくれるの？いいわね。私達はあなたの家の

　道を挟んだ向かいの建物なのよ。

　同じ日に来てもらえれば、先生も移動が少なくて

　助かるんじゃない？

　1000ルーブル？あぁ、60分なら悪くないわ。

　やっぱり音楽はやらせたいから、

　ぜひ紹介して！」

ということなので、先生に確認して紹介。

私に『週2回やりませんか？』と

2回も提案してきたぐらいなので、生徒が増えるのは

良いことなのだろう。我々は教師紹介サイトを経由

しているので、先生はサイトからマージンを取られるが、

口コミ紹介だとそのまま手取りになるし。

しばらくして、道でばったりその保護者に会い。

祖「今日レッスン？何時？15時？うちには14時に来るのよ。

　　ほんと、いい先生を紹介してもらえてよかったわ。

　　お子さんは上手なんですって？前からやってたの？」

私「1,2曲弾けるぐらいです。

　　数か月前から私が教えて」

祖「あら、あなた弾けるの。お子さんは

　　聞き分けが良くて、根気があるって言ってたわ」

私「本当に？すぐふざけるんですよ」

祖「子供はみんなそうね。（こっそりと）

　先生もうちの子の手前そう言ったのかもしれないわね」

『子の病気療養』ついこの間コロナから復帰したのに、また子が病気になり、一週間自宅療養。熱はないが、鼻水と咳。はちみつ大根を作る。近所のスーパーでロシア産大根22,58rub…

ameblo.jp

最初の3回ぐらいはおとなしかったが、

慣れてきて、かくれんぼしたりふざけたりするので、

先生は音楽の教師で友達じゃないから

遊ぶんじゃない、と言い聞かせたが、わかってない。

先生は子供が好きと言い、とても友好的だが

子がふざけると、私に視線を送ってくるので、

子供に慣れていないというか、

どうにかせえよと思っているのだろう。

教科書のメロディーだけでなく、

右手しか弾けない「ぶんぶんぶん」も

両手の指導してくれてる。