今回は【太皷谷稲成神社(たいこだにいなりじんじゃ)①】のご紹介です
御朱印はこちらです
授与所にて書いていただきました
【太皷谷稲成神社】 日本五大稲荷
島根県鹿足郡津和野町後田409に鎮座します
御祭神
宇迦之御魂神(うがのみたまのかみ)…稲成大神
御神徳 五穀豊穰・産業発展・商売繁昌・開運厄除・福徳円満・願望成就など
伊弉冉尊(いざなみのみこと)…熊野大神
御神徳 創造開拓・夫婦円満・良縁成就・開運・病魔退散・鬼門除け・方災除けなど
御由緒
安永2年(1773)に石州津和野城主、7代亀井矩貞(かめいのりさだ)公が
津和野藩の安穏鎮護と領民の安寧を祈願するため、三本松城(津和野城)の
表鬼門にあたる東北端の太皷谷に、京都伏見の稲荷大神を勧請せられ、
爾来、歴代藩主の崇敬が篤く、廃藩後は一般庶民の信仰を広く集め、
その御神徳は霊験と共に全国に崇敬景仰されています。
古い社殿は、「元宮」として維持し、御分霊が奉斎してあります。
現在では日本五大稲荷の一社に数えられています。
(願望成就の神として、当社の「いなり」は「稲成」と書かれています)
ここからは写真と一緒にご紹介を
駐車場から ※2020・6月参拝
奥に社殿が見えます
先ずは 『手水舎』へ
直接お清めさせていただきます
上を見上げると
「龍の彫刻」が施されていました
『鳥居』を上がり境内へ
左手には 『拝殿』が
「芽の輪くぐり」がありました
『拝殿』
『狐さま』が両脇にいらっしゃいます
スタイリッシュな狐さま方です
『拝殿額』
参拝させていただきました
拝殿左手に、「参拝所」のご案内があり
御本殿裏手へ進みます
『御本殿』
裏手に向かうと、『狐さま』がいらっしゃいまして
その間、奥には 『本殿裏参拝所』がありました
こちらにも「狐さま」が 参拝させていただきます
稲荷信仰では古来より、御祭神は本殿の背後より出入りするとの
言い伝えが残るとのことです。
拝殿前に戻ります
拝殿を背に、正面奥には 『元宮』が見えます
『元宮(もとみや・旧熊野神社)』
「元宮」 両脇の『狐さま』
端正なお顔立ちをされています
「拝殿・注連縄」
御祭神
伊弉冉尊(熊野大神)・ 宇迦之御魂神(稲成大神)
御神徳
創造開拓・道開き・病魔退散・鬼門除け・方災除け・願望成就など
江戸後期の安永2年5月15日、藩主七代亀井矩貞公により、
京都伏見より稲荷大神を、城内の一角である
太皷谷の峰(津和野城の鬼門)に勧請し、稲成神社(=現在の元宮)が
建立されました。
参拝させていただきました
社殿向って右手より 『御本殿』を
そばには 『命婦社(みょうぶしゃ)』が祀られています
御祭神
命婦専女神(みょうぶとうめのかみ)…稲成大神お使いの夫婦の白狐神
御神徳
神狐守護・良縁成就・夫婦円満・学業成就・五穀豊穣など
命婦社は「元宮」の背後に鎮座し、稲成大神の御眷属=お使いのお社です。
古来より、命婦社での祈りは、京都の伏見稲荷大社に通じるとの伝説が残り
霊験顕著な神域として崇敬されます。 通称「おじょう」とも呼ばれます。
『御社』
参拝させていただきました
右手に見える「授与所」へ
御朱印をお受けし、「元宮」の右手に建つ『神門』を拝見します
朱色が美しいです
今回は、こちらまでになります
次回②は、引き続き こちらの『神門』を出て、表参道を拝見します
また、近くに鎮座する【弥栄神社】のご紹介もさせていただきます
ご覧いただきありがとうございました