今回は【柿本神社(かきのもとじんじゃ)】のご紹介です
御朱印はこちらです
授与所にて書いていただきました
【柿本神社】
島根県益田市高津町に鎮座します
御祭神
柿本人麿命(正一位柿本大明神)
御神徳
開運・学問・農業・安産・疫病防除・火防など
歴史
人麿没後まもなく神亀年間(724〜729)に、聖武天皇の勅命によって
終焉の地である鴨島に人麿を祀る小社が立てられましたが、
300年後の万寿3年(1026)の大地震で島は海底に沈み、
人麿のご神体も津波で流され、現在の高津松崎に漂着しました。
そして地元の人によってこの高津松崎に人丸社が建てられ、
長い間人々の信仰を集めたとされており、更に600年後、風波のため
破損がひどくなったため、1681年に津和野藩主亀井茲親(これちか)によって、
高角山(標高約50m高津城跡)に移築され、今に残っています。
享保8年(1723)、柿本人麿の一千年祭と称して「柿本大明神」の神号と
正一位の神階が宣下された。
慶応元年(1865)に真福寺を廃して社号を「柿本神社」に改め、
近代社格制度では県社に列した。 ※資料より抜粋
ここからは写真と一緒にご紹介を
神社入口から
「神橋」の奥に『社号標』
『鳥居』があります
長い階段を上がっていきます
上に楼門が見えてきました
左手に赤い鳥居が見えますが
参道脇の境内社は、後ほどご紹介させていただきます
『楼門』
楼門額には 「正一位柿本神社」とあります
『楼門由緒』
『楼門内』
書や人形などが飾られていました
楼門内にも額が飾られています
先へ進みます
階段を上がり『手水舎』へ
お清めします
拝殿への階段上に 『狛犬さま』がいらっしゃいます
薄いブルーの目をされ、とても凛々しい表情です
『拝殿』 正面へ
『拝殿額』
参拝させていただきます
境内を拝見します
拝殿前には、御祭神『人麿公』の像があります
横に階段があり上って行くと
『宝物殿』がありました
こちらから『御本殿』が見えます
御本殿は、正徳2年(1712)の造替にかかり、方3間朱塗りの単層入母屋造妻入で
正面に唐破風の向拝(ごはい)を設けた春日造変態で、屋根は檜皮葺とのことです
下に戻ると、正面奥に景色の良い場所が
そばには人麻呂公の歌が
拝殿横の社務所(授与所)にて御朱印をいただき帰路へ
参道の境内社へ参拝に伺います
先ずは、楼門を出て左手奥の 『八幡宮』へ
『狛犬さま』
お鼻が大きめで、愛嬌のあるお顔立ちです
『拝殿額』
参拝させていただきます
木鼻の彫刻が可愛らしいお顔でした
赤い鳥居の方へ
『稲荷大神・北辰大神』が祀られています
参拝させていただきました
階段参道を下り帰路につきました
《万葉集》歌人であり「歌聖」と称えられる柿本人麿命が祀られる【柿本神社】
拝殿は津和野城から参拝できるように津和野の方向へ向いているといわれています
またゆっくり参拝させていただきたいと思います
ご覧いただきありがとうございました