今回は【両子寺(ふたごじ)】のご紹介です
御朱印はこちらです
法務中との事で、書き置きをいただきました
※「書院・客殿」にある授与所にていただけます。
【両子寺】 天台宗別格本山
大分県国東市安岐町両子にあります
山号 足曳山
九州西国33箇所6番
国東六郷満山霊場13番
御本尊(大講堂)…阿弥陀如来
奥の院御本尊…十一面千手観音菩薩
護摩堂御本尊…大聖不動明王
両子山の中腹に両子寺があります。六郷満山の中では中山本寺、
すなわち山岳修行の根本道場に当たり、特に江戸期より六郷満山の総持院として
全山を統括してきました。しかしながら時代の趨勢、明治初頭の神仏分離、
第二次世界大戦等の法難、自然災害・人為災難等の遭遇により
次第に堂宇は往時の姿を薄れてかけて来ましたが、歴代住職の懸命な精進と
檀信徒の護持によりわずかながらも、面目を保ちつつ今日に至っています。
信仰として、特に子授けの祈願所、安産・厄除け・交通・家内安全・航海安全等
各種祈願や幼没水子・先祖供養等の供養が一般、檀信徒を問わず
広く門戸を開放し厳修されています。 ※両子寺ご紹介より抜粋
ここからは写真と一緒にご紹介を
『仁王門』から
「仁王像」
足元を見ると
あやかれます様に
仁王像の前には『無名橋』があります
『無明橋』
橋の下に観音様を祀ってあり、この橋を渡ると不思議と信仰心が湧き起こる
と伝えられ、牛や馬が渡れば落橋すると言われています
階段を上がって行くと『総合橋(山門)』が
山門をくぐり、更に長い参道を進むと右手には『池』がありました
奥に並んでいるのは、よ~く見ると蛙さんでした
【両子寺】参拝入口へ
階段を上がり、拝観料をお納めして境内へ
正面には『書院・客殿』があります
こちらの中に授与所があります
向かい側には『梵鐘』が
「令和の鐘」とありました
左手の『護摩堂』へ
御本尊 大聖不動明王
前には『不動明王像』が
こちらの横から中に進みます
参拝させていただきました
途中立ち寄りながら『奥の院』へ向かいます
奥の院への参道に出てすぐの左手に『道祖神』の石碑があります
禍・悪・霊を防ぎ、縁結び・安産の神様とのことです
右手には両子川が流れており、向かいに
「稲荷堂」と「大黒天堂」が並んでいます
川の少し先に『鬼橋』といわれる橋が架かっています
『鬼橋』
昔、千徳坊という力持ちのお坊さんが山から引きろして橋にした
といわれる大石です
『鬼橋』を渡って向こう側へ
『稲荷堂』 『三面出世大黒天』
参拝させていただきます
左手に階段があり『仁王像』が
階段を上がります
上がって右手奥には『大講堂』があります
御本尊 木造阿弥陀如来坐像
県指定有形文化財
鎌倉時代末期から南北朝時代の作とのことです。
大講堂を背に進むと鳥居があり
右手には藩主御側室の供養塔があり、綺麗な湧水が
お参りさせていただき進みます
鳥居をくぐると両脇に『狛犬さま』がいらっしゃいます
細身ながら筋肉の柔らかみのある体つきをされています
階段を上がります
なかなか急勾配の階段です
奥の院へ
少し進むと『奥の院 本殿』があります
この様に、崖に御本殿は建っています
先ずは、御本尊裏手の洞窟へ
こちらが入口になります
不老長寿と云われる「霊水」が湧き出しています
そのまま逆側に出まして御本尊へ参拝させていただきました
御本尊 十一面千手観音菩薩
不老長寿と子受け祈願で知られています
参拝後、帰路へ
帰路につきながら、景色などを拝見します
『国東塔』
『岩張もみじ』
岩に、もみじの根は張り付いています
パワースポットとのことです
また、両子山には 「七不思議」があり
先にご紹介しました『無名橋』 『鬼橋』もその一つです
その他に境内は 『しぐれ紅葉』もあります
『しぐれ紅葉』
この紅葉の下に立ち、上を見上げると、
晴天の日でもしずくが落ちるといわれています。
この他にも、両子山を更に登ると『針の耳』 『鬼の背割』
『鹿のツメ割』といわれる七不思議があるそうです
最後の一つ『霊水走水(はしりみず)観音』へ向かいます
両子寺をあとにして、車で少し下り右手脇道へ800mほど進むと奥に
『霊水走水観音』
参拝させていただきました
裏手へ
霊水が湧き出しています
お堂の流れています
霊水が染み出ているのか、とてもキレイな蝶が
何という蝶なのでしょうか~
暫し拝見させていただき帰路につきました
【両子寺】 無名橋・仁王像からご紹介させていただきました
まだまだ見どころが多く、ご紹介が足りないのですが
今回はこちらまでになります
澄んだ空気の中、もみじの緑もとても綺麗でした
紅葉の季節はまた美しいのではないでしょうか
是非ゆっくり伺いたいと思います
ご覧いただきありがとうございました