今回は【三ヶ所神社(さんがしょじんじゃ)】のご紹介です
御朱印はこちらです
授与所にて書き置きをいただきました
【三ヶ所神社】
宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町大字三ヶ所に鎮座します
御祭神
伊弉諾命(いさなぎのみこと)
伊邪那美命(いざなみのみこと)
夫婦和合・縁結びの神様
合祀神
瓊瓊杵命 猿田彦命 菅原道真公
歴史
伝承によると、当神社は昌泰年間(平安時代)頃に創建されました。
江戸幕府第11代将軍 徳川家斉の時代になると
当時の延岡藩主の篤い信仰から豊後の宮大工棟梁牧彦兵衛以下15名が招かれ
後の世に伝わる見事な社殿彫刻がほどこされました。
牧彦兵衛は京都九条家出入りの名工と伝えられています。
三ヶ所神社の御神体ともいうべき山は、男嶽、女嶽からなる二つの峰で
男嶽(1060メートル)の9合目に奥宮があります。
当社では、脳の海馬を守る 「海馬祓」をご神前で行なっております。
皆さんの少々疲れたり、傷ついた魂を本殿正面の「昇龍」が二上山を経由して
天に運び、元の生き生きとした魂に再生、「降り龍」が持って降りてくれます。
※社伝より抜粋
ここからは写真と一緒にご紹介を
鳥居から
階段を進むと「手水舎」が
手水は抜いてあります
更に上がって行きます
奥に社殿が少し見えてきました
階段上の両脇には『石刻門守神像(二面)』があります
県の有形文化財に指定されているとのこと
正面に『拝殿』があります
参拝させていただきます
隣にも社殿が並んでおり
奥には「旧御本殿」と書かれています
こちらにも参拝させていただきました
参拝後、現社殿を拝見します
横から
奥の「御本殿」へ
右手に「御神木」の案内もありました
触れさせて頂き、祈らせていただきました
「御本殿」を拝見すると、素晴らしい彫刻が多く見られます
どちら側にも龍の彫刻が見られます
本殿は1本の大ケヤキで作られた三間社流造で、彫刻の総数は74体にもなります。
建築・彫刻の数と主題の多様さは九州地区でも屈指のものであり
稀少な存在であるだけでなく、全国的にも貴重であると高い評価を受けております。
※資料より
「脇障子」
ご説明
また、「御本殿」裏手には『脇社』があります
脇社の正面を除く三面の羽目板には線彫りの彫刻が施されています
この様にご説明がされています
見えにくいですが「脇社」の彫刻を三面ご紹介します
「王子喬(おうしきょう)」 東側胴羽目
「東方朔(とうほうさく)」 北側胴羽目
「張果老(ちょうかろう)」 南側胴羽目
一番見えなかったです
社殿を拝見した後、境内を散策します
【三ヶ所神社】は春に 「しだれ桜・しゃくなげ祭」が開かれ
色とりどり花を見る事が出来ます
伺った際は、「石楠花」が綺麗でした
御朱印をいただいた際に、奥様よりお花のご案内をお聞きしました
【三ヶ所神社】 古くから二上山天孫降臨の聖地の山岳信仰に
関わる神社と言われているとのこと
また是非参拝させていただきたいと思います
ご覧いただきありがとうございました