今回は【福石観音 清岩寺(せいがんじ)】のご紹介です
御朱印はこちらです
授与所にてご住職様に書いていただきました
【清岩寺】
長崎県佐世保市にある真言宗智山派の仏教寺院です
福石観音 山号…福石山(ふくいしさん)
九州西国三十三観音霊場の第27番札所
御由来
元明天皇の和銅三年(710)名僧行基(ぎょうき)が諸国行脚の途中
福石山の霊境を訪ねて嘆賞し、しばしの間草庵を結んだと伝わっております。
この時たまたま東乃浦の海に霊光を放つ仏木を発見して
これで三体の仏像を刻んだとのことです。
行基一刀三霊の作で、その中の「十一面観世音菩薩像」をここの岩窟に安置しました。
これが福石観音の始まりで、ご本尊を安置してある内殿を、行基岩と呼んでおります。
延暦、大同のころ(805年頃)、弘法大師(こうぼうだいし)(空海)が行基菩薩行脚の
跡を慕って来錫し、諸人救済の為御堂の傍らに清岩寺(せいがんじ)を建て
福石山の裏手にある岩窟に五百羅漢(ごひゃくらかん)を安置しました。
以来、九州七観音のひとつに数えられ、諸人信仰の霊地と仰がれて色々な仏跡を残し
また旧平戸藩時代には平戸八景のひとつに、大日本帝国海軍の軍港になってからは
佐世保名所の随一にあげられて、さまざまな歴史の跡が刻まれました。
※資料より抜粋
ここからは写真と一緒にご紹介を
駐車場付近より
句碑が並んでいます
進むと両脇に立派な灯籠が
アップにしてみます
獅子さんと目が合いました
ぐるっと干支の動物が囲んでいます
足元も
躍動感のある龍が彫られています
左手には『弘法大師像』があります
千百年を記念して建立されたとのことです
参道を進みます
右手に「願成就之輪」
ご説明はなかったのですが、願いながらくぐるのでしょうか
向かいには「五百羅漢」のご説明書きが
【清岩寺】のご由来にもありましたが、裏山の北側の洞に
「五百羅漢」が安置されているとのことです。
200年以上もの間現存しているそうですが、持ち去られるなどして
現在は数十体となっている様です
正面の階段を上がります
『大師堂・位牌堂』
参拝後、御本堂へ
『福石観音本堂』
御本堂にて合掌
御本堂前にある灯籠を見ますと
彫刻が目に入りました 観音さまがいらっしゃる様な~
また境内には《ねがいかないし》がありました
専用こづちで軽くたたく、とあります
願いを込めてたたかせて頂きました
境内では翌日の節分の準備でとても忙しくしてらして
お邪魔にならない様に拝見させて頂き帰路に着きました
階段を下り一枚
正面階段は『大師堂』へ 右端の階段は『御本堂』前に上がります
見どころが多い【清岩寺】でした
ご説明の立て札がなく、独自の判断が多くなってしまいましたが
また参拝させて頂きご紹介出来たらと思います
ご覧いただきありがとうございました