今回は【永国寺(えいこくじ)】のご紹介です
御朱印はこちらです
ご住職に書いていただきました
※本堂向かって右手の玄関インターホンにご案内されていますので
押させて頂き玄関内でお待ちしました。
【永国寺】
人吉市土手町にある曹洞宗のお寺です
御由来
創建は応永15年(1408年)頃と言われ、
一径永就和尚を勧請開山とし、実底超真和尚が開山する。
相良氏第9代相良前続の開基になり、相良氏代々の崇敬を受けた。
お寺には、開山の実底超真和尚が描いたとされる幽霊の掛け軸が伝わっており
これにより「幽霊寺」と呼ばれます。
ここからは写真と一緒にご紹介を
【永国寺】御門から
お寺の横に駐車場がありそのまま境内に入れますが表から
中に入りると大きな『楼門』があります
『楼門』には
「蓬菜山」とあります
両脇には仁王像が
石像の力強い仁王像です
「楼門」には『梵鐘』があり、くぐった裏側から見ると
見えにくいですが『梵鐘』が見えます
「楼門」を入ると手水舎があり
お清めし本堂へ
本堂へ進みます
見上げると立派な額が
ご案内がされあり、自由に見学が可能ですので
靴を脱ぎ上がらせていただきます
中でお参りさせていただきます
参拝後、少し離れて撮影を
御由来にもある様に【永国寺】には「幽霊の掛け軸」が
伝わっています
常時本堂内に掛け軸の(レプリカ)が展示されてあります。
前回の参拝ではレプリカも撮影禁止のご案内がありましたが
今回は見当たらず 御朱印をいただいた際にお聞きしたら
撮影出来るとのことでしたので今回は撮影を
苦手な方は、さらりと過ぎられて下さいませ
「幽霊の掛け軸」(レプリカ)です
ケース内ですので、どうしても反射が
寺伝では、近郷のある男の妾が本妻の嫉妬に悩んで身投げした後
幽霊となって本妻を苦しめていました。
実底超真和尚が、幽霊の醜い姿を描いて幽霊に見せると
驚いた幽霊は和尚の引導を請い、和尚の引導により成仏したということです。
お寺の裏には幽霊が現れたという池があり
本堂内から案内で進み廊下から拝見出来ます
「湧水池」です
とても広いお庭と「湧水池」で、今回は12月で冬の景色になりますが
春には(つつじ)夏には(蓮の花)など四季で美しい景色が見られるそうです
境内を少しご紹介します
本堂前には
「西郷隆盛本陣跡碑」とあります
西南戦争の際に、田原坂で敗れた西郷隆盛が33日間この寺に
本営を置いたとのことです
こちらは「肥後三十三観音第九番札所」
隣にはたくさんの小さな観音さまが
また「五重石塔」もあります
色々な歴史を見ることが出来る【永国寺】
ご紹介しました幽霊の伝説による「永国寺ゆうれいまつり」が
毎年8月に開催されています。
普段(レプリカ)で展示の掛け軸が
この日だけ本物の掛け軸を見ることが出来るとの事です
また「湧水池」の美しく見られる季節に伺いたいと思います
ご覧いただきありがとうございました