今回は【與止日女神社(よどひめじんじゃ)】をご紹介します
御朱印はこちらです
前回いただいた御朱印になります
※授与所にて書いていただきます
【與止日女神社】 佐賀市に鎮座します
河上神社 淀姫さんとも称される
與止日女神社は「延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)」に
「與止日女神社」と見える【式内小社】及び【肥前国一之宮】である
御祭神
與止日女命(よどひめのみこと)…神功皇后の妹
一説に豊玉姫命であるとも伝えられています
御利益
海の神・川の神・水の神として信仰され
農業をはじめ諸産業・厄除開運・交通安全の守護神
子授かり・安産祈願でも有名です
欽明天皇二十五年に創始される
地元では「よどひめさん」と呼ばれ親しまれています
ここから境内付近よりご紹介を
駐車場から神社方向へ進むと「三の鳥居」が見えます
石造明神鳥居で「肥前鳥居」と呼ばれます
鳥居をくぐると右に「大楠」が
御神木で樹齢1450年とありますパワースポットを感じます
階段を数段上がると社殿が見えますが その前に
「金精様」と言われこちらもパワースポットにもなっています
神功皇后の三韓征伐の際に当地に留まった妹神の與止日女命が
子宝に恵まれないため館の隅にあった男根の自然石に触れ
子宝を願ったところ 色あくまで白く きめ細やかにして玉の如き
子供を授かったと伝えられています
子宝・子孫繫栄のご利益があります
いよいよ社殿が見えます
現在の社殿は文化10年の火災の後 文化13年に再建されたものです
はじめにお清めを
珍しい手水舎です
参拝に向かうと狛犬さまが三列
一番手前の昭和12年の狛犬さま
真ん中の平成26年の狛犬さま
拝殿前の狛犬さま 一番古いと思うのですが
それぞれのお顔立ちを見ながら拝殿前で参拝させていただきます
参拝後に拝殿を眺めると
天井には たくさんの絵馬が見えずらいですが
「山幸彦海幸彦縁起絵巻」「菅原道真公絵巻」
250枚が揚げられています
正面木額には【火國鎮守】と見えます!
佐賀の七賢人の一人である副島種臣の書と言われます
拝殿向かって左に進むと「大楠の枯木」があります
その昔 あまりに繁っていて神社隣を流れる嘉瀬川の対岸まで
枝を伸ばして栄えていました
※文化10年の火災にて焼けたもので 当時霊木の大楠として
名高かったと言われ 「鍋島勝茂」が残った根株を
高く石垣をを築かれたものが残っています
左手中央には「與止日女神社」が
菅原道真公が祀られ 学問向上・受験に御利益があり
また「ボケ封じの神様」としても地域の人の信仰を集めています
そして拝殿向かって右には「夫婦杉」があります
まだまだ見どころがあるのですが帰路に着きます
帰りながら川へ下りられる所があり少しだけ
この嘉瀬川には 5月に子供の成長を願い約300匹の色とりどりの
「鯉のぼり」が川の対岸まで飾られ泳ぐそうです
鯉のぼりの季節にも伺ってみたいですね
今回はここまでのご紹介とさせていただきます
ご覧いただきありがとうございました