今回は【仁比山神社】(にいやまじんじゃ)をご紹介します
御朱印はこちらです
授与所にて宮司様に書いていただきました
※お声掛けして出ていらっしゃらない時は左側の呼び鈴を押されて見て下さい
この日は二回目の参拝で今回は宮司様と少しお話出来ました
【仁比山神社】は神埼町に鎮座します
御祭神
大山咋命(おおやまくいのみこと)
鴨玉依姫神(かものたまよりひめのみこと)
日本武尊(やまとたけるのみこと)
合祀社祭神二十余神(ごうししゃさいじんにじゅうあまりのかみ)
古くから農業の神 山の神 として崇拝され
「山王さん」と親しまれています
【仁比山神社】
天平元年(729)僧の行基(ぎょうき)が聖武天皇の勅使を受け
神殿を建立して松尾名神を勧請し国家安泰・五穀豊穣を
御祈願されたのが創始とされます。
慈覚大師が唐より帰朝の時に 国家安泰の祈願のため御神水を得る際
工事の中「日吉宮」の石額を発見したことを朝廷に奉上。
比叡山の神威を感じた仁明天皇は勅命を以て
比叡山の日吉山王王宮(日吉大社)の分霊を合祀し
朝廷の祈願所と定めました
その時に仁明天皇の「仁」と比叡山の「比山」を合わせて
【仁比山】と名付けられたと言われています
ここからは【仁比山神社】の境内をご案内します
参道入口の車道に面した「一の鳥居」です
二番目に古い鳥居とのお話で その奥は江戸時代建設の「仁王門」
門は元々 仁比山護国寺の山門だったと考えられ
3間一戸の八脚門の特徴を持ってます!
門の両側には【金剛力士像】(神埼市重要文化財)が安置されています
右に阿形 左に吽形の仁王像は九州で最古級と言われます
※格子でよく見えなくてすみません
仁王門横の道を進むと右手に駐車場があり「二ノ鳥居」があります
一番新しいそうです!
くぐって参道へ進みます
二ノ鳥居からこの写真まで少しありその間は紅葉の景色がとても綺麗です
見頃だと、もっと綺麗でしょうね
先を右に進むと「御神木」とされるクスノキがあります
樹齢800年以上と言われています
そして「三ノ鳥居」へ
この鳥居が一番古く江戸時代とのお話でした
アップでなく見えないのですが
鳥居には「日吉宮」と書かれています
※左に見えるのが授与所です
鳥居をくぐっていよいよ拝殿に近づきます
手水舎でお清めし
左手の階段上に拝殿が見えます
拝殿横の葉が紅葉で実際は真っ赤でした
参拝させていただき上を見上げると
お猿さんが
ここから拝殿の周りにはお猿がいっぱいで
拝殿を左手から廻ると奥に立て札があります
拝殿裏に行くと【金剛水】が湧いていました
由来のお話に繋がる「御神水」で(金剛水のお猿)に水をかけ
願いをとなえれば叶えられるとされています
金剛水のまわりは
この様にお猿さんがたくさん並んで
宮司様も猿は神のお使いとおっしゃってました
そのまま右に進むともう一つ拝殿が
【松尾宮】とあります
こちらも参拝させていただきました
後になりましたが狛犬さまです
やはり後ろの紅葉した葉が目に入ります
境内の敷地には まだまだ境内社などご紹介があるのですが
次の参拝の際にまたご紹介させていただけたらと思います
最後に仁比山神社参道の隣には
国の名勝指定の【九年庵】があります
仁比山にある数寄屋造りの邸宅とツツジやモミジなどが植栽されている
日本庭園になります
毎年11月中旬頃から9日間ほど期間限定で見学でき
多く人が訪れるそうです
期間が限られるのでなかなか難しいですが行ってみたいです
ご覧いただきありがとうございました