「怖い」を知る | 紫苑の徒然日記

紫苑の徒然日記

育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

娘も年長クラスになり、少しずつ、小学生に向けての準備をしています。

そのうちの1つが予防接種。


娘は、任意の接種も含めて受けられるものは全部受けているので、どれが任意なのか私にももはや判然としませんが、

今年度は、6歳になったら受けるものと、就学前の1年(年長)で受けるものの2種類があります。

娘も誕生日を迎え、予防接種が受けられるようになったので、早速予約をして病院に行ってきました。


小さい頃は、泣かないどころか、注射される腕をガン見していて、先生や看護師さんに驚かれていました。

ところが、昨年辺りから、ついに注射を痛いものだと認識するようになり、予防接種を嫌がるようになってきました。

とはいえ、泣いて暴れて手がつけられないという程ではなく、「イヤだなぁ、行かなきゃダメ?」と半べそになるくらい。

とにかくぎゅっと抱き締めて、「泣いてもいいから頑張ろう。ちゃんと注射できたらゴホウビだよ」と約束したら、何とか乗り切りました。


ちなみにご褒美とは、病院の最寄りのコンビニで、好きなスイーツかお菓子を1つ買ってあげる、というもの。

散々迷って、プリキュアのチョコレートを買っていました。

お菓子で釣るなんて、と思われるかもしれませんが、なんだかんだでほとんど泣かずに頑張ったので、

個人的には十分ご褒美に値する頑張りだったと思っています。


予防接種のたびに、ちゃんと目的を説明して、必要なことであることを少しでも分かってもらおうとしています。

今回は「これをやらないと小学生にならない」なんて、ちょっと脅しめいた言い方になってしまいましたが、

事実、母子手帳に「就学前1年で受けること」と書いてあるので、あながち嘘でもない。


今まで注射を怖いと思っていなかった娘が注射を「痛い、こわい」と思うようになったことは、成長なんだとは思います。

成長してむしろ大変になってしまったのだけど、もう一回り大きくなって、ゴホウビ無しでも頑張れるようになってほしいものです。