進化するマスク | 紫苑の徒然日記

紫苑の徒然日記

育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

昔から鼻が弱くて、ちょっとしたことで鼻炎になりやすく、また、一度鼻がやられると、連鎖的に喉を痛めることが多かった私。
夫は夫で、私よりかなり重い花粉症。
そんなこんなで、我が家は昔から不織布のマスクを多めにストックしておく習慣がありました。

かなりたくさんストックしてあったので、マスク不足の初期の頃は「まぁ2ヶ月くらいは余裕だし」なんてのんきに構えてましたが、さすがにそろそろ底が見えてきました。
それに、不織布のマスクは通院等のように、より厳重に防御したい時のために取っておきたい。
そのため、少しずつ布マスクを作っています。
もっとも、夫はマスクがあまり好きではなくて、花粉症の時でもマスクより薬に頼るタイプだし、
娘は娘でマスクのこもる感じが苦手なのか、通院等で装着させてもすぐに外してしまう。
なので、もっぱら私が使用する分だけを作っています。


上の黄色いのが初代。
これを作ったときには既にガーゼすら売切続出との報があったので、100均で好みの柄の手拭いを買い、子どもの帽子につける用のゴムを拝借して作りました。
初代を作った頃は、昼間は不織布マスクをしていて、夜、寝る時の保湿用につけるために作りました。
ので、あちこちガタガタだけど家の中だけだしまぁいいかと適当な作りでした。
ところが、誰もおばさんのマスクなんて見ちゃいないだろうと開き直り、今では昼間職場につけていっています。

真ん中のは、初代のを職場で使用することにしたので、夜寝るときのためのを作り足さないといけなくなって作ったもの。
手拭いだと顎まで隠れないので、顎まで隠れるサイズ感を求め、こちらも100均で、綿100%のかや織り布巾を見つけて作成。
大きくなった分、寝ている間に外れる率が上がりました。
あと、半分に切ったので、ほつれ防止に補強するのが地味に面倒。
注)マスク上部の藤色の縁は、刺繍糸を使ってかがり縫い(?)でほつれないようにしたものです。
でも、かや織りは肌に当たる感覚が柔らかいので、ちょっとお気に入りです。

で、どちらにも言えるのですが、平たいマスクはどうしても鼻が圧迫されるんです。
私は鼻がかなり低いですが、それでも鼻に布の圧が集中するので、不織布マスクに慣れていると気になる。
でもなぁ、型紙をネットで探して型を取るのも面倒だよなぁ、なんて思ってたら、某新聞社が型紙を掲載してくれまして。

だったらいっちょやってみるか、と一念発起。
布は、何年も使って色褪せてきた手拭いを使いました。
昔から手拭いを愛用していて、気付いたら20枚くらい持っているので、褪せてきたのはそろそろ形を変えてもいいかなぁと思って。
ガーゼより薄いので、裏面と表面の間にもう1枚挟んで、3枚重ねにしてあります。
ゴムは、やっぱり100均で、ヘアゴムを買いました。もう、初代で使ったようなゴムもかなり品薄なんですね。

実は、昨日やっと3代目が完成したところでして。
もっと早くに記事にしたかったけど、完成まで待ちました。
職場の昼休みとかにチマチマ手縫いしてたので、一週間くらいかかってしまった。
洗い替えが欲しいので、あと1~2枚作りたい。
作っていたら楽しくなってきたので、本当は柄違いも作りたい。でも、そんなにたくさんは要らないかなぁ。
柄の向きがないので手拭いをまんべんなく使うと、2枚でマスク4つくらい作れるんです。

布のマスクは、洗っていくうちにどうしても毛羽立ってくるので、肌触り(特に唇)が悪くなってくる。
初代は既に、肌触りが時折気になるようになってきました。
これらのマスクが全部毛羽立ってくる頃までに、もう少し収束の見込みがたつといいのですが。
そのためにも、みんなで協力して、感染の機会を減らさなければなりません。
私も引き続き、手洗いを頑張ります。