洗濯のために一時的に手放すことすら抵抗するような、心の支えのような何かが。
娘の場合、しばらく前までそれはスリーパーでした。
娘のは、↑こんな感じので『はらぺこあおむし』の柄でした。
スリーパーはいくつか持ってましたが、手触りが微妙に違うようで、他のは全く使ってくれず、
時々こっそり洗濯してみるものの、それがバレると大泣きして怒られました。
そんなお守りのポジションが、このたび入れ替わりました。
それは、大きな白熊のぬいぐるみ。娘が産まれた前後の頃、夫がゲームセンターで獲ってきたもの。
当時は熊の方が大きいくらいでしたが、今では大きさも見事に逆転しています。
「くまー、くまー」と四六時中抱き抱え、家のなかをうろうろ。
トイレにまで持ち込もうとしたので、それはさすがに止めました。
綿がよれ、埃やら手垢やらで薄汚れ、見るも無惨な姿になってしまいましたが、洗おうとすると全力で抵抗します。
子どもにとって、そうしたお守りの存在がいかに大きいかは何となく分かる。
まして、今は進級したてで精神的に不安定(いつもより疲れやすい)なので、あまり無理強いはできません。
父子揃って花粉症なので、外干しできない間は大人が折れて洗うことを断念せざるを得ませんが、
花粉症が終わり、外干しできるようになったら改めて洗濯を提案したい。
弟はタオルケットを小学生くらいまで持ってた気がするけれど、自分はそういうお守りがあった記憶がない。
こういうお守りっていつ頃まで必要なんでしょうか?
仮に長く必要だとして、途中でまた何か別のものに心変わりするかな?
心変わりするなら、手入れが簡単な物だといいなぁと、ついつい大人の事情で考えてしまいます。