生後1ヶ月で完成した | 紫苑の徒然日記

紫苑の徒然日記

育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

娘の声は比較的ハスキーです。保育園のママに「ハスキーだね」と言われたこともあるくらい。

医学的根拠は全くないけれど、ハスキーボイスは新生児期に作られたと、私は信じています。
というのも、産科医を退院してから1ヶ月は、本当によく泣く子どもでした。
毎日のようにぎゃんぎゃん泣いて、1日の終わりには声が枯れている日もままありました。
生後28日くらいで健診がありましたが、その時に診ていただいた医師からも「(声が)掠れてるね」と指摘されるほどでした。

その後、自宅に戻ってきて、ギャン泣きは次第に落ち着いてきました。
けれど、生後2~3ヶ月くらいまで、一度泣き出すと声が枯れるまで泣く日はありました。
そんな訳で、娘の声帯(又は喉)に負担をかけすぎたせいで今でもかすれ声なのだと私は信じています。

先日、話の流れで娘の声の話になりました。それで娘に言ってみたのです。
「赤ちゃんの頃にいーーーっぱい泣いて、声がガサガサになっちゃったんだよー」
娘は笑いながら「いっぱい泣いたの?」等と言っていました。
「そうだよ、覚えてない?」と畳み掛けましたが、もちろん覚えているはずもなく。

今でこそ笑って話せますが、当時は泣き続けられることが本当にしんどくて、辛い毎日でした。
泣き止まない子どもを布団に投げつけてしまいたいと、虐待で通報されそうなことも考えてしまうほど、くたびれていました。
だからこそ、4年経った今でもこうして覚えているんですが。
娘に言ってもすぐに忘れられてしまうでしょうが、覚えている間は何度でも教えてあげたいなと思います。
それが全くのデマだったとしても、あの辛かった記憶を笑い話にできるようになったことの喜びを噛み締めながら。