各地の様子に心が痛みます。どうか少しでも早く日常を取り戻せますように。
そして、こんな大変な時だからこそ、無事だった私たちは少しでも明るく過ごして、経済を回さなければと思うところです。
さて、ちょっと小ネタみたいなお話。
マンガ等で「オマエの母ちゃんデベソー」等と言う言い回しを聞いたことがあるでしょうか。
今はもう死語なんでしょうか。
子どもの頃、この言い回しがどうしてもピンと来ませんでした。
自分も含めて、へそを見たことがある人の中で、飛び出た様態の人に出逢ったことがなかったからです。
というか、このセリフを使う人は、相手の母が出べそだと見たことがあるのだろうか、いつどこで見るのだろうか、といつも疑問でした。
そのため、恐らく悪態であろうこのセリフが本当に悪口なのかどうか、かねがね疑問でした。
ところが、娘が生まれて、ようやく出べそに巡り逢いました。
新生児期はとにかくよく泣いた娘。それこそ声が枯れるほど泣いて、掠れた声を聞かせては健診の先生に驚かれる程でしたが、
そんなによく泣くので、腹圧でおへそが飛び出ることがたびたびありました。
無理矢理押し込むのもためらわれたので時の流れに身を任せていたのですが、その結果、僅かではありますが、娘のおへそはお腹よりも飛び出ています。
時が過ぎれば自然に収まるのだと思っていたので、僅かにでも飛び出ていることに気付いて内心驚きました。
と同時に、初めての出べそに、出べそは本当に存在するのだと軽い感動を覚えました。
ただ、出べそがなぜ悪口として通用するのかは依然として謎です。
なんで?出っ張ってたらカッコ悪いとかそういう話?可愛いし、何よりレアだし、レアっていい意味で特別だと思うけどなぁ。
いつか、娘も「オマエ出べそだなー!」なんて言われ、傷つく日が来るのでしょうか。
「何で私を出べそにしたのよー!!」なんて怒られても、「あなたが泣いて泣いて大泣きしたせいで、どんなに頑張っても引っ込まなかったのよ」としか言えそうにありません。