春と初夏を告げる鳥 | 紫苑の徒然日記

紫苑の徒然日記

育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

職場はマンションやビルが建ち並ぶ、地方都市の中ではそれなりの中心部にありますが、そんな人工物だらけの場所で、先月から鳥が鳴いています。
ホーホケキョとは明らかに違うので鶯ではなさそうなのだけど、ものすごく達者で、歌うように鳴いています。
声も高くて澄んでいてよく通る。気持ちいい鳴き方の鳥です。
姿を見たことはないけれど、声が聞こえるたびに嬉しくなります。

桜の開花と共に訪れたその鳥が春を告げる鳥だとしたら、こちらは初夏を告げる鳥ではないでしょうか。
近所のよく行くスーパーの軒先に、燕が何組か巣を作ったようです。
排気口とか外灯の上に巣を作っています。時々囀りも聞こえます。

燕は幸せを運ぶ鳥だと聞いたことがあります。
一方で、燕や雀は棲みかを追われ、今やかなり数が減ったとも聞きます。
燕って、確かに絶妙に邪魔な場所に巣を作ります。
もう数cm脇にズレて作ってくれたらいいのにーみたいな絶妙さ。
でも、雛が揃って口を開けているのは何とも微笑ましいので、私は我が家に燕が来たらいいなとずっと思っています。

でも、悲しいことに、100%我が家には来ないと断言できる。

なぜなら、我が家の庭は隣家が餌付けしている野良猫のトイレだからです。
我が家がトイレにされているのが本当に腹立たしいので駆除してやりたいといつも思っていますが、
仮に駆除しても、近所にはカラスも集団で飛来するので、やっぱり燕は来てくれないだろうなぁ。