娘のかかりつけの小児科は、シロップはほとんど処方されなくて、ほぼ粉薬です。
0歳の時、粉薬はヨーグルト等に混ぜるか、スプーンの上に粉薬を乗せ、数敵の水で練ってから口に入れるか、のどちらかの方法が比較的飲ませやすいと聞きました。
子ども向けの飲み薬は基本的に甘くしてありますから、ヨーグルトに混ぜるまでもなく、娘は薬が大好きでした。
だから、スプーンの上に慎重に乗せ、水道の水をとても細く出して数敵の水をスプーンに落とし、頑張って飲ませていました。
このスプーンに乗せる方法、小さい頃はいいんです。
でも、体が大きくなり体重が増えると共に、薬の量も増えるため、スプーンに乗せるのがだんだん難しくなってきました。
そこで、試しに口に直接流し入れてみました。
「お姉さんになってきたから、飲み方もお姉さんにしてみよう」
そんな風に、娘のモチベーションも上げてみました。
薬を口に入れている最中に息を吸ったりしたら、絶対に噎せて大変なことになる。
大人がすごく緊張していたので、それが伝染したのか、娘も半ば息を止めるように、入ってくる薬を受け止めていました。
結果、噎せたりこぼしたりすることなく、1回で見事に薬を飲むことができました。
ものすごく娘を褒めたことが良かったのか、娘自身が飲み方を理解したのか分かりませんが、
その後、何度か薬を飲ませていても一度も失敗したことがありません。
こちらの指示をきちんと理解して、実践できる歳になっていることも大きいと思います。
成長と共に口も大きくなり、薬を入れやすいということも。
3歳になってから6ヶ月以上。
他にも成長したことはたくさんあるはずなんですが、トイレトレーニングと同じくらい成長を感じたのはこの薬くらいです。
それくらい、衝撃の成長でした。