前回、初めてバザーに本格参加した娘の成長をしたためました。→バザー、参加しました。
今回は、一緒に参加した私の話。
保育園では出店する立場になるのは、2歳児クラス以上です。
0、1歳児クラスだった去年までは「出店するのは大変なので、お客様として参加してください。いずれこんな風にお店を出すんだなと見学してください」という感じでした。
確かに、歩くこともおぼつかないようなちびっこがいる状態でお店を任されるのは大変だったと思います。
でも、個人的には少し寂しく感じました。
前回も述べたように、一通り回り終わると、その後の居場所に困るんです。
最後までいなくちゃいけないという決まりはありませんが、買い物が終わったからと早々においとまするのも申し訳なくて。
そのため、初めて出店する側になった今年は、とてもとても楽しいものでした。
今年は、子ども向けゲームコーナーの当番でした。
あらかじめ、バザー係の保護者が、どんなゲームにするか考えて、それに必要な諸々を全部用意してくれてありました。
私は、前日にそのセッティングと、当日の店番のお手伝い。
みんなでワイワイ言いながら協力して飾りつけをしたり、子ども相手とはいえお金を扱ったり、完売してみんなで喜んだり。
学生時代、文化祭に関するいい思い出がすごく少なかったので、文化祭のノリみたいで楽しかったです。
普段、送迎の時間帯が合わなくてなかなか会えないお母さんと話をしたり、よく会うお母さんともいつも以上に色んな話をしたり。
上の子がいるお母さんから過去のバザーの様子を聞いたり、来年はどの当番になるんだよと教えてもらったり。
「今年はどの家庭も協力的だしすごくいいチームワーク。いいクラスに恵まれたなー」
最後にポツリと呟いたおかあさんがいました。
そうなんだ、こんなに楽しいのはいいクラスに恵まれたからなんだ。言われるまで気づけませんでした。
でも確かに、色んなお母さんの特技が適材適所に活かされていて、みんなキラキラしてました。
本当にありがたいことです。
年度が上がる度に、出ていく子もいれば入ってくる子もいる。
来年度、どんな顔ぶれになるか分かりませんが、この居心地のよい空気がつづけばいいなと願わずにはいられません。
親子で、すごくいい思い出を作ったバザーでした。