お相撲さんからお姫様へ | 紫苑の徒然日記

紫苑の徒然日記

育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

お風呂で髪を洗った後は、私はタオルで髪をまとめます(美容院でやってもらう感じで)。
それを見て真似したい娘は、毎回手拭いを持ってお風呂に入ります。

最初は、ちゃんと(?)頭に巻いていた手拭い。
昨夏、名古屋場所を観戦してからは「おももうさん(お相撲さん)する」と言って腰に巻いていました。
腰巻きでなぜお相撲さん?と思いましたが、多分化粧回しの真似だと気付いた時は、子どもの着眼点の面白さにちょっと笑ってしまいました。

そして、ここに来てまたスタイルが変わりました。
女性が、胸を隠すように脇の下でバスタオルを体に巻き付けることがあると思うのですが、それと同じようにやって欲しいと言い出したのです。
どういう心境の変化かと不思議に思いつつやってあげたら、娘の口から「キラキラ!ヒラヒラ!」と。
どうやら、今やっているオリンピックフィギュア女子シングルスの衣装の真似らしいです。
そうだよなー、テレビに釘付けで「キラキラ!キラキラ!!」って大興奮してたもんなー。

「お相撲さん」と言ってた時は「このまま力士になりたいと言い出したらどうしよう。
今流行(?)のスモ女になって各場所を行脚するくらいなら付き合えるけど、女の子で力士はさすがにちょっと諸手あげて応援はできないなぁ」と思ってました。
でも、ヒラヒラキラキラに目を輝かせるのは、いかにも女の子だなぁとほほえましくなりました。
そういえば、先日泊まったホテルにウェディングドレスが飾られていた時も、何度も見に行ってたもんなぁ。

ただ、宮原選手の衣装を見ながら「キラキラ(欲しい)!」のニュアンスに変わってきたので、買ってあげられるものでもないし、
「アレはあの人の特別なんだよ。娘は着れないんだよ」と必死に説得しています。

それにしても、手拭一つをずいぶん色々なものに見立てることができるものです。
見立て遊びができることは子どもの発達の大きな一歩ですが、そのバリエーションが増えていくことにただただ感心するばかりです。
次は何に見立てるかしらと楽しみな母です。