お世話になりました | 紫苑の徒然日記

紫苑の徒然日記

育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

娘を出産。泣きながらの入院生活を終え、いざ退院してからのお話です。

出産は自宅の近くの病院で、退院してから実家でお世話になることは妊娠発覚直後から決めてました。
ちょうどゴールデンウィークに両親と色々買い出しを行い、また足りない物は入院中に連絡して用意してもらいました。

娘にとっては生まれて初めて太陽の光を浴びて、生まれて初めてチャイルドシートに乗って、生まれて初めて車に揺られて、生まれて初めて病院以外の建物に入りました。
昼夜関係なく泣く娘に追われ睡眠不足であるうえ、相変わらず傷は痛みっぱなし。
私もかなり疲れており、実家に着くなり片付けもそこそこに寝てしまいました。

両親は仕事をしており、昼休みに帰宅してくれていたとはいえ昼間は私と娘の二人きりになります。
午前中、午後ともにせいぜい2~3時間でしたが、それが何と長く感じたことか。
両親に支えられてなお、週に1度は途方もない不安感に泣いていました。
どうあやしても泣き止まない娘を布団に放り投げたくなる日もありました。

それでも、家事を全てやってもらい、上げ膳据え膳で育児と休養に集中させてもらえたことは本当に助かりました。
搾乳とミルクでは、本人の自然な目覚めではなく決められた時間に起こして飲ませることになります。
無理矢理起こされたと思ったら、飲み終わるなり寝かされるため、当然娘は怒ります。
そんな夜泣きにも付き合ってくれました。自分たちは仕事で疲れているのにイヤな顔もせず協力してくれたのです。
本当に感謝してもしきれない。

今思えばあの頃の不安定極まりない感情は明らかにマタニティブルーでした。
そんな私をも支えてもらったおかげで、何とか乗り切ることができました。

旦那も週末ごとに足しげく通ってくれ、とても気持ちが楽になりました。
親と世間話をしていれば、娘のぐずりも乗り切ることができました。
そんなこんなで産後1ヶ月を迎える直前に痛みも治まりはじめ、何とか帰宅できることになりました。

帰宅してからも戦いですが、それはまた次のお話。