私の敬愛する作曲家の伊福部昭先生はその作品に於いて主題の使い回しをよくなさっていた。
特に映画のお仕事はほぼそれで成り立っていたような感じですね。
別にこれは悪い事ではないと思うんですね。
編成などオーケストレーションが違えば違った印象を与えて別物になってしまうんですよね。
昔のベートーヴェンやモーツァルトも主題の使い回しは良くあったし。
特にこの手法を用いたのはロッシーニではないでしょうか。
過去の作品にちょこっと手を加えただけで別の題名にしてオペラを発表したりしています(笑)。
まあ、これくらい図太くなくてはあれほどの作品数は残せなかったでしょうね。
私も見習いたいものです。(;´▽`A``
ところでロッシーニは若くして作曲の筆を折ってしまっているのですね。
その後は終身年金で悠々自適な生活を送りつつ、美食家であったのでレストランの経営などをしたそうで現在も料理名で何とかのロッシーニ風と言うものはロッシーニ発案のメニューと言われています。
私も酒飲みのはしくれとして自分の名前の付いた日本酒を残したいものです(笑)
将来自分のオリジナルの日本酒ができたら良いなあ。ほんと。。( ̄ー ̄)