『泣くな長崎』の編曲 | Benjaminの交響的音楽日記

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とある作曲家の日常

今日は午前中から来月の埼玉での演奏会のプログラムの一つである『泣くな長崎』という現代詩吟で詠われる曲の編曲を行い午後には完了。

この作品のサブタイトルに「つつしんで原爆被災者に捧ぐ」とあるのですが、これがなんとも気になる。

気にしなくていいと言われればそうだけども気になるものは気になるのです。

なぜか?

それは被災という言葉が天災を連想させるからであります。

言葉としては間違っていないのでしょうが違和感があるのは間違いありません。

被害者の方が良いのではないでしょうか。

また、サブタイトルにこの文言は必要なのか?

作品を聴けば分かることなので僕は必要ないと思います。

ただ、詠われる現代詩吟の方は被爆者なので何か意味があってのことなのかもしれません。

本番の日に訊いてみたいところです。