12月3日、久しぶりに休みを取り、朝7時から自宅に持ち帰った荷物の整理をした。仕分けは進み、10時半には眉毛だけラインを引き、すっぴんで梅田行きの電車に乗った。顔が痛いリフトアップのマッサージを受けるためだ。フェイスマッサージは受けたことはあるけれどもどれも心地よく、眠くなるばかりだ。「しみひとつない」とたまに褒めてもらう肌だが、いやいや10年以上前に次男とシミ取り体験に行った時のスタッフが、それこそしみ一つない蝋人形のような肌で違和感を覚えたことがある。シミも顔のいろどり。人間らしいと思う。私にもシミは楽し気に私の肌にのっかている。
午後はストレッチに行く。そして、夕方また片付けの続きをするのだ。朝は片づけをしながら大根をコトコト炊いた。昨日は夕食を作りながら子芋を煮た。それにゆずの皮をすりおろし、今日の弁当に入れた。日々の暮らしの中でこういう時間は必要だ。子供のころは茶色い見た目に地味な炊いた野菜が好きではなかった。母が「おいしい、おいしい。」と、食べていたのが不思議だったが、今ではわかる。人が丹精込めて育て、太陽や雨や風に気をもみながら、助けてもらいながらおいしく育つ旬の野菜や果物のありがたみとその旨みを。
大根は昆布と豚の旨みを吸い取り、トロトロに炊きあがった。
2019年12月3日