『7つの習慣ティーンズ』より。




私に惑わされないで。

私がつけている仮面に惑わされないで。

私は仮面をつけている。

千の仮面をつけている。

その仮面をはずすのは恐ろしい。

そのうちのどれも、私ではない。

自分を偽る技術は私の第2の天性、でも、惑わされないで。

―外見も内面もしっかり者、いつも明るく平静、自信が私の代名詞、冷静さが私の身上、

全てが順調で、私の思いどおり、だれの助けも必要としない―

それが私の印象でしょう。
でも、信じてはだめ。

お願いだから。

私はあなたとあたりさわりのない軽い話をする。

私はなんでも話すけれど、本当に大切なことは何も言わない。

心の中の叫びとはうらはらに。

だから、私がとおりいっぺんのことを言っていても、ことばに惑わされないで。
お願いだから、注意深く耳を澄まし、私がことばにしないことを聞いて。

言えたらいいなと思っていることを。

生き延びるために、言うべきなのに言えないことを。
隠しごとは大嫌い。

本当に嫌い。

私が演じている上っ面だけの偽りのゲームも嫌い。

ありのままの、自然な私でいられたら。

それにはあなたの助けがいるのです。

手を差しのべて、私を助けてください。

助けなど無用だとばかりに私がふるまっている時も。
あなたが優しく親切に励ましてくれるたび、

あなたが心から気づかってくれ、

理解しようとしてくれるたび、

私の心に翼が生える。

とても小さな翼です。

とてもか弱い翼です。

それでも翼には違いない。
あなたの思いやりと共感と理解の力があれば、私にはできる。

あなたは私に生命を吹き込める。

それは、あなたにとってもたやすいことではないでしょう。

自分には価値がないという長い間の思い込みが頑固な壁となって立ちはだかっているから。

でもそんな壁より強い愛に、私の希望があるのです。
どうか力強く優しいその腕で、この壁を打ち砕いてください。

子どもはとても傷つきやすいもの、私は子どもなのです。

私が一体だれなのかとあなたはいぶかるかもしれません。

でも、私こそ全ての男、全ての女、全ての子ども

―あなたが出会うであろう全ての人間なのです。




…誰もが思い当たる詩なのかもしれません。

誰かのそばで誰かの愛する人が助けを求めているのかもしれない。

そう思いました。