たぶん、ほとんどの人が
人間関係によって嫌な思いをしたり
辛い思いをしたり
時には傷ついたりしたことは
あったのではないかと思います。
その一方で
人間関係によって
癒されたり
ホッと出来たり
救われたりしたことも
あったのではないかと思います。
私たちは、人間関係によって、さまざまな経験をしていると思います。
人間関係で
良かったと思うこと
そして悪かったと思えてしまうようなことのいずれも
その経験の中で
生きていくうえでのさまざまなことを学び
成長していくのではないかと思っています。
何かそれは
こころが繋がったり、離れたりすることで
明確になってくることもあるように
私は思います。
私は
心理学者アルフレッド・アドラーが言う
「共同体感覚」
というものを大切に思っています。
それを分かりやすく伝えるために
アドラーの著書
「人生の意味の心理学」※
の一部を紹介したいと思います。
「われわれのまわりには他者がいる。
そして、われわれは他者と結びついている。
人間は、個人としては弱く限界があるので、一人では自分の目標を達成することはできない。
もしも、一人で生き、問題に一人で対処しようとすれば、滅びてしまうだろう。
自分自身の生を続けることもできないし、人類の生も続けることはできないだろう。
そこで、人は、弱さ、欠点、限界のために、いつも他者と結びついているのである。
自分自身の幸福と人類の幸福のためにもっとも貢献するのは共同体感覚である。
それゆえ、人生の問題へのすべての答えはこの結びつきを考慮にいれなければならない。
それはわれわれが他者と結びついて生きているということ、もしも一人であれば滅びるであろうという事実に照らした答えでなければならない。
生き残ろうとするのであれば、われわれの感情すら、問題、目的、目標の最大のもの、即ち、われわれが仲間と協力して住むこの宇宙における個人としてのわれわれの生、人類の生を継続することに一致しなければならない。」
このことは
それぞれが生きるために
相互に関わり合っていて
生かしあっているかのように
私は思います。
私は
今まで出逢ってきた1人ひとりが
自分の人生を構成しているのではないかと
思えてしまいます。
そして
たくさん支えられて
成長出来て
今があるように思います。
今まで出逢った人
そして
今周りにいる人たちに
こころより深く感謝しています。

※「人生の意味の心理学」(上)(下)
アルフレッド・アドラー 著
岸見一郎 訳