C管ラッパの調整

※ちょっとマニアっくな話です※

ずっと前から悩んでいる私のC管ラッパについて。

本当に音がおさまらないというか・・・
音はすごくいいんだけど、「演奏のしやすさ」において
とても気に入らない楽器でした。

その後には、可動式の支柱にしてみたり・・・

いろいろ試行錯誤していたのですが、
どれもメリット・デメリットが共存し、いまいち踏み切れない感じでした。

これは買い替えか！？・・・ってぐらい悩んでたのですが、

そこまで思うなら最後の最後
すべての手だてを加えてから諦めよう！

と思い、即行動。

もうすぐC管使うし、オフ日はこの日しかない！

ということで昨日。

アポなしで、朝早くに銀座のアトリエに行く。（ふつうはアポなしはありえない）

偶然リペアのAさんがいらっしゃり、
この時間に約束していた外人がまだ来ないから時間が空いているとのこと！

超らっきー☆

はじめは、25Hの229G（楽器のタイプ）はしかたないのだ、と言われる。

私もわかっていたけど・・・

きっと練習でなんとかなると思って７年ほど頑張ってきたが、
練習だけではどうにもならないものを感じていたのだ。

そこで、私のこの気に入らない想いを聞いていただき
「最後の手段なんです！」
と猛プッシュのうえ、ご理解いただいてリペアに。

すごいよ。

ほとんど全部調整しました。

●マウスピースの凹出し（初歩的な調整。笑）
●マウスパイプとの接触部分の削り

まずこれだけで吹奏感が圧倒的によくなる。
でもまだ音程が悪く、音のムラがある。

そして

●主管パイプの噛み合いを合わせてもらう

実は、主管の間からツバが漏れてくるんですよね。
それだけ管に隙間があるってことなんだけど、
私はこれが原因じゃないか！と睨んでいたわけです。

そしたらねー

もうこれがすばらしい！

開放の音の揺らぎや暴れる感じが一気になくなって！！

これが私が悩んでいたところなんです！

だからね、木の支柱を実験して一瞬良くなったのは、
支柱を挟みこむことによって、主管を圧迫した状態になっていて
管の接触が良くなっていただけなんじゃないかと。

あともう一つ悩んでいたのは、運指によって音色が変わること。

そこで最後に

●第１・第２・第３管をすべて凹みや何やら調整

すばらしい。

苦手に感じていた２の運指（F♯・B）がとても良くなりました！
２・３の運指も鳴りが良くなったし、
１の運指のDのぶら下がり解消、Fの上ずり解消です。

全体的に音のあたりが良くなって、明るくなりました。

C管吹くの、楽しくなっちゃうなー♪

調整して良かったー！！（＞＜）

今度はアポとってから行きます（笑）

みなさんも気をつけましょう！（余計なお世話）

らっぱの散歩道