学外演奏会にて | らっぱの散歩道

らっぱの散歩道

トランペットを演奏する母親です。
関東で演奏のお仕事していましたが、今はしていません。
のんびり楽しく吹いたりイベント企画しています。

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仝綰擇離螢蓮璽汽詆?
∈犬普通のラッパ(B♭管)、右がアイーダトランペット(C管)






今週の月曜日に、
母校K音大のトランペット研究室の定期演奏会がありました。


その企画は
●学生によるアンサンブル
●トランペット全員で合奏
の二つ。

ごくシンプルな企画でしたがとても充実していました。

学生はみんないい演奏をしていた!!
今年は一年生もとっても上手です。




後者のトランペット全体合奏では
ヴェルディのウンリキ、こと『運命の力』序曲
『アイーダ』の凱旋行進曲をやりました。




『アイーダ』には、
かの有名なアイーダトランペットバンダパートがあります!

サッカーの応援でもよく使われるあの節♪

そのパートをプロの先生方に頼んでしまおう!
という前代未聞の企画でした。





だいたい、アイーダバンダって
エキストラのお役目であることが多いんですよ。


それを先生が演奏!!



しかもメンツはね。。。

T堅先生×I川さん×私の同期(T堅組・in A♭パート)と
K谷先生×N沢さん×私(K谷組・in Hパート)

でやったんです!!


まぁ私はさておき、
かなり見ることのできないバンダメンバーでしょう!?



白熱しました!!




でも途中でトラブりました。

ご覧になっていた方、ビックリしたでしょう。

ファンファーレ演奏後、5分間ほど休符が続くときに
私の隣の方が急に倒れたんです。

低血圧と疲れによるものだったみたいです。


きっと気分が悪かったのでしょう、
私に楽器を預けて席を立とうとした瞬間に・・・

意識は一瞬戻って、また位置に戻ったんですが
耐えられなかったみたいでした。

体が痙攣しているのにビックリして、ゾワッとしました。



あんな状態を目の当たりにしたのは初めてで、
何をしたらいいのか判断ができませんでした。

とりあえず先生と、客席からとんできてくださったOBさんと共に
一緒に舞台裏に運び、私たちは演奏に戻りました。



演奏後、楽屋に行ったところ、その方の第一声。

「楽器大丈夫だった??」






何か・・・意識朦朧としている中の
すべての行動において、プロ魂を感じました。



幸いご家族がいらっしゃっていたので無事お帰りでした。




こういうときに気の利いた判断できるようになりたいです。

そして、体が演奏の資本であること。。。
これを改めて感じずにはいられませんでした。