もう先週の話だけど。
先週グリーンホール相模大野に
ダニエル・ハーディング指揮
マーラー・チェンバー・オーケストラが来演しました!!
私はホールスタッフで仕事でした。
今回の演目はモーツァルト三大交響曲、39番・40番・41番でした☆
大イベントですよね~!!
でもそのわりにお客さんが少なかったような印象でした。
私は案内係だったので、
39番の途中でホールの中に入って聴いていました。(お客の監視が目的です)
指揮者の力もあるけど、
とにかくアンサンブルがすごい!
このオケならでは、の
アウフタクトのきっかけの独特なため方に一人でハマってました◎
私は特に木管に釘付けでした。
クラもフルートもファゴットもオーボエも・・・
みんなすばらしい!!
ふわっとした柔らかい音色で統一されていました。
音が緩やかな曲線を描いて飛んでいく感じ・・・
そして最後、指揮者ハーディングへの花束渡しのお役目をいただき、
41番の間は、ずっと舞台下手袖の反響板の隙間に耳を近づけて聴いていました。
ホルンすげー。。。
ppp<f>pppのオクターブのホルン。
2nd吹きは素晴らしいつけっぷり!!
ささやくようなあの繊細な響きにゾクッとしました。
ラッパはナチュラルトランペットでやってました。
音程がとりにくいらしく(E♭譜・記譜上のレの音とか)
休憩中に音程合わせしていましたが、
本番は素晴らしいサウンド!!
ナチュラルトランペットは現代のものより輝きすぎず、
バロックティンパニとの相性も抜群、
モーツァルトの時代のオケ曲にはやっぱり合うなと思いました。
モーツァルトはトランペットの音が嫌いだった、という話があるけど、
なんだかんだ言ってうまく活用してくれてます(笑)
オケ全体にpがとても澄んでて弱くてきれいな響きでした。
弦楽器ブラーヴィ!!
音楽の印象づけはpが大事だなって再確認しました。
終演後、お客様はスタンディング・オーベーション&ブラヴォーコールの嵐でした!!
こういうコンサートではあんまりないことです。
それだけ素晴らしかった☆☆☆
でもひとつ。
ブラヴォー!じゃないよ!!
っていつも思ってます。(笑)
声楽家の人は特に気になる方が多いんではないでしょうかね~~~
~豆知識~
ブラーヴォ Bravo(男性一人に対して)
ブラーヴァ Brava(女性一人に対して)
ブラーヴィ Bravi(性別問わず複数に対して)
だから、言うならブラーヴィ!!が正解◎
指揮者をたたえるならブラーヴォ!ですけどね♪
来月はシエナがグリーンホールに来ます。
仕事で入るか・・・聴きに行くか・・・!!