・・・を感じます。
アシってのは本当に難しい。(※アシ=アシスタント、1アシ=1stトランペットのアシスタント)
とにかく相手のペースに合わせて吹かなくてはならない。
しかも今回は『第九』の1アシ。
難しいんだ!!
ベートーベンの作品をちゃんと吹くのは。
音はだいたいトランペットの譜面にすると、ド・ミ・ソ・レで半分以上成り立ってます。
この時代の楽器の特性です。
ただ、解釈をしっかりしていないと、
同じ『ド』でも一色になってしまう。
オーケストラのやってあることに耳を研ぎ澄ませて最良の音を選ばなくてはならない。
また強弱記号についても今と表記が違う。
例えば、アクセントの記号はなく、
現在で言うアクセントの意味合いについては、
当時はフォルテ(f)もしくはスフォルツァンド(sf)であった。
音価についても本当に細かく指示してあって、
その時間どおりに再現する。
これだけのことに注意をはらっていると、
音がキツイなんて言ってられない。
ちゃんと出るのが最低条件だ。
実際、有名な『喜びの歌』のある4楽章はきつい。
アシだと、ずっと休んでいてそのテンションに一気に持っていかなきゃいけないから
楽なわりに負担が大きい。。。気がする(笑)
私は周りの人に恵まれていて、
いろいろアドバイスをもらえている。
本当に感謝。
下っ端なので、どんどん言っていただけるし、それを素直に吸収してみようと思う。
これが言われなくなったら、そこからがまた戦いになるだろう。
次は自分のプライドにかけて、自分自身を信じていくことになるんだろう。
今日はいろいろ言われてちょっと消化不良だったけど、
頭ではわかっているので、明日には頭の中をクリアにして行きたい。
よーっし。。。。。