実は私、この約一年間、裁判を抱えておりました。
なんでかって!?
それは、とある演奏会を依頼されたことに始まりました。
某音大の神奈川県同調会による新人演奏会(丸バレですね。笑)に出たときに、
私の演奏を聴いていた同調会のコンサート委員のA氏に
「嬬恋で演奏会をやらないか」と声をかけられたのが発端でした。
最終的に、新人演奏会で演奏していたもう一人の彼とコラボで
我らが主体になって演奏会を開く事になりました。
主催者はA氏の他に、B氏がいました。
B氏は出資者で、A氏は音楽監督である、という話でした。
宿泊費や交通費はB氏によって負担されるようでした。
早速打ち合わせがあったのはコンサートの11ヶ月前。
その時に話し合ったのは、大事な日程などもあったけど、
歓談っぽくって楽しく話した感じでした。
そのときに、「企画をだいたい年内くらいまでにまとめておいてほしい」と言われたようなのだが、
私たちは年内、すっかりそのことを忘れていました!!
年明けになり(コンサート7ヶ月前)、請求の電話があってから私たちは慌てて動き出しました。
そのときにいくつか粗相があり、A,B両氏を怒らせましたが、
その後話し合いによってもう一度チャンスをもらって、その後は誠心誠意動きました。
連絡の行き違いがないように窓口を相方の彼に絞りました。
企画もしっかり練って、新しい試みをしようということで
チェンバロを加える企画を出しました。
A,B両氏に承諾を得、企画を提出しました。
ところがその後、演奏会自体を私たちに任せたはずが、
「この曲は知らない」、「もっと有名な曲はできないのか」、
「テーマがこの曲とどうつながるのか」、「チェンバロとの音量調整は大丈夫なのか」、
などと私たちを丸っきり信頼しない発言が半年間続きました。
コンサートの1ヶ月前となったときにもまだ
「音量が心配だから練習を見学したい」「テーマとのつながりがわからない」などと言い、
「私たちが確認してOKでした」と報告していたのも信頼されてませんでした。
そして向こうは常にA,B両氏の意見がまとまっておらず、
ずっと私たちは意見に振り回されていました。
我慢の限界にきていた私たちは、この演奏会を降板しました。(コンサート1ヶ月前)
それにより、お互い、相当腹を立てました。
窓口を一人に決めていたはずが、私のところにも愚痴が来ました。
一日電話がなりまくり、相当精神的に辛かったです。
そんな中、こちらはいろいろ代わりコンサートの案を提案しました。
私が犠牲になる案も出しました。
ところが、そのときからA氏はお金の話を持ち出してきたのです。
そう。賠償金。
汚い・・・
そんなことできるわけがなく、バッサリ断りました。(断ってくれたのは相方。)
その数ヵ月後・・・
起訴!!
本当にありえない話です。
賠償金請求してきました。
コンサートの広告料、宿泊料、周りへの慰謝料、が主な内訳でした。
ところが約一年裁判を続けましたが、賠償金請求額は40万以下の数値を出しませんでした。
さらに先日の証人喚問のとき、
「コンサートは別の人によって行われた」という事実がわかりました。
ただの金目当てじゃないか・・・!?
B氏は定年だが、A氏は無職だし。
そして今日、長かった裁判に判決が出ました!
「原告(A,B両氏)の請求を棄却する。訴訟費用は原告の負担とする」
・・・・・ほっ。。。
ほんとによかった(><)
長かったよ・・・
この裁判の間、
相方のお父さんと、そのお父さんの知り合いの弁護士さんに助けられてました。
本当に本当に感謝であります!!!!!
なんてお礼したらいいのでしょう・・・
あとは控訴されないことを祈るのみです!!
今度から約束というものは本当に気をつけなければならないと思います。
大事なことはできるだけ書面で残すこと。
確認を何度でもすること。
本当に反省であります。
もうこんなことが人生で起こらないようにしたい!!