今週の重賞展望 | ラップ分析家「結城智晴」

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ラップ分析家「結城智晴」による競馬予想・コラム。

こんにちは。
結城です。

今週は重賞が4つも。
土曜日には2歳G1の前哨戦、
日曜日はエリザベス女王杯とJCDの前哨戦武蔵野ステークスです。



京王杯2歳ステークス GⅡ

朝日杯FSの前哨戦。
近年ではグランプリボスやリアルインパクト、レオアクティブやサドンストームなど、
3歳以降も短距離界で活躍している馬を数多く輩出しています。
今年もそんな馬がいるのだろうか。

人気になるのはやはり重賞実績がある馬。

小倉2歳Sを制し、デイリー杯でも3着となったマイネルエテルネル
デイリー杯4着のコレクターアイテムが先週のアルテミスステークスを制覇。
デイリー杯組はレベルが高そうです。

そんなデイリー杯の勝ち馬、テイエムイナズマも出走します。
ここも勝てれば朝日杯はこの馬が人気の中心になるかも。

重賞初出走組ではヴァンフレーシュが怖い。
2連勝中ですが、どちらの勝利も力でねじ伏せる強い内容でした。



ファンタジーステークス GⅢ

阪神JFの前哨戦。
先週のアルテミスステークスの連対馬2頭は強かったですね。
あの2頭ともやり合える力を持った馬は出てくるか。

2戦2勝で函館2歳Sを制したストークアンドレイがここで秋初戦。
夏を越して成長しているか。
期待しましょう。

他に重賞実績があるのはサウンドリアーナ
新潟2歳S3着馬です。
デイリー杯では7着に敗れましたが、上がりは33.9と良い脚を使っていました。
牝馬同士なら巻き返しに期待。

2戦2勝のタガノミューチャンや、ルメール騎乗ディアマイベイビーも怖い存在。



武蔵野ステークス GⅢ

好メンバーが揃いました。
ジャパンカップダートの前哨戦。

実績ではシルクフォーチュン
極上の切れ味を誇る末脚は東京の長い直線で輝きます。
今回は武豊騎乗と、非常に怖い存在です。

あとはナムラタイタン
東京マイルは4戦3勝2着1回
非常に相性の良いコースです。
本番は阪神1800mなのでまた話は変わりますが、
少なくとも今回はチャンス。

東京マイルでナムラタイタンに唯一の黒星をつけたのがバーディバーディ
G1でも好走歴があり、秘めた能力は非常に高い馬。

今年は3歳の勢いがある。

まずブラジルカップを5馬身差で圧勝したナムラビクター
5馬身差をつけたグラッツィアとタガノロックオンがみやこステークスで4、5着しており、
その2頭を物差しにするとこの馬の能力は相当だ。

ペルセウスステークスを勝ったガンジスも強かった。
1分23秒5の時計でラスト1F12.0というのは明らかに重賞級

更にはユニコーンSの覇者ストローハット、レパードS3着イジゲン
みやこSではホッコータルマエが3着に入っていたし、非常にダートのタレントが豊富な世代だ。



エリザベス女王杯 GⅠ

秋の女王決定戦。

注目はヴィルシーナに集まるでしょう。
3冠レースはすべてジェンティルドンナに屈し2着となった悲劇のヒロイン。
ジェンティルドンナがいないここで悲願のG1タイトルを狙う。

しかし、そう簡単に3歳馬にタイトルは渡さない。
古馬ではフミノイマージン
札幌記念ではダークシャドウ以下牡馬のG1級を一蹴。
京都大賞典も4着と充実。

ヴィクトリマイルの覇者ホエールキャプチャ
しかし、こちらは距離が長い印象がある。

それなら府中牝馬ステークス2着スマートシルエットも強い。
ヴィルシーナと同型なので、この馬の立ち回りには注目。

他にも力のある伏兵が多数。
面白いレースになりそうです。



それではまた!




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