先週の重賞回顧 | ラップ分析家「結城智晴」

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こんにちは。

結城です。


惜しくも三連複は逃してしまいましたが、

安田記念で馬連8510円を的中し、東京5週連続GⅠを良い形で締めくくることができました!

久々に皆さんに高配当馬券を提供することができて、少しほっとしています笑


それでは、先週の重賞回顧です。




鳴尾記念


1着トゥザグローリー

2着ショウナンマイティ

3着トーセンラー

4着ナカヤマナイト

5着アーネストリー


12.7-11.3-13.0-12.8-12.5-12.5-11.9-11.2-10.6-11.6



ペースは超をつけても良いぐらいのスローペース。

古馬重賞1800mでこのペースでは、ラストは極上の切れ味勝負。


上位は順当な顔ぶれ。

展開面で有利、瞬発力もあるトゥザグローリーが勝利。


逆に、不利な展開を追い込んで2着のショウナンマイティ。

上がりは脅威の32秒台。

秋にはGⅠ戦線でも活躍する馬かも。


3着はトーセンラー。

クラシックでも頑張っていた馬。

やはり復調すれば力はあります。

ただ、上位2頭とは力の差を感じますね。


個人的な本命はアーネストリーだったのですが・・・。

いつも通り先行する競馬をすれば勝ち負けになったはず。

なぜ下げたのか、不可解な乗り方でした。




安田記念


1着◎ストロングリターン

2着○グランプリボス

3着-コスモセンサー

4着-ダノンヨーヨー

5着△ガルボ


12.2-10.7-10.9-11.1-11.4-11.3-11.8-11.9



スプリント戦と見間違うようなハイペース。

ちなみに、1400mの通過ラップ1.19.4は、

1400mのレコードタイムより速いです。


勝ったのはストロングリターン。

昨年もハイラップで2着。

高速馬場に高い適性がありそうですね。


2着にグランプリボス。

3歳時のNHKマイルCの時点ですでに古馬GⅠクラスの力があった馬。

人気薄ではありましたが、まともに走ればこれぐらいは普通の馬。


3着はコスモセンサー。

3着というのはこのハイラップを先行しての結果です。

不利な展開を跳ね返している分、上位馬の中では、この馬を一番評価したい。

相当力をつけているので、これから先も注目です。


まだ終わっていないな、と思わせてくれたのがダノンヨーヨーとスマイルジャック。

どちらもあと少しでGⅠタイトルに手が届いていない馬なので、

もうひと花咲かせて欲しいですね。




ユニコーンステークス


1着ストローハット

2着オースミイチバン

3着タイセイシュバリエ

4着ネクタル

5着ワイドバッハ


12.4-11.0-11.6-12.1-12.6-12.3-12.1-12.4



勝ったのはストローハット。

芝では重賞には手が届きませんでしたが、ダート戦で一変。

非常に高い適性を見せ、連勝で重賞タイトルをゲット。

3歳戦としてはラップも非常に優秀で、これからが楽しみです。


2着はオースミイチバン。

こちらも強かったですね。

出遅れて万事休すか、と思いきや最速上がりで追い込んで2着。

ストローハットにも劣らないパフォーマンス。


3着はタイセイシュバリエ。

ラストは失速してしまいましたが、よく頑張っています。


今年はなかなかハイレベルなレースでした。

古馬混合になっても期待できる馬が多いです。



それではまた!