今週の重賞展望 | ラップ分析家「結城智晴」

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ラップ分析家「結城智晴」による競馬予想・コラム。

こんにちは。

結城です。


今週は春天、そしてダービートライアル青葉賞。

どちらも非常に楽しみなレースです。



青葉賞


賞金が足りない馬達がダービーへ出走するための最終関門。

皐月賞からの参戦はサトノギャラントだけで、絶対的な馬はいません。

どの馬にもチャンスがありそう。


実績ではサトノギャラントは最上位。

強力なライバルが相手のスプリングSで4着、皐月賞でも6着。

今回のメンバーならもっと上が目指せるでしょう。


アドマイヤブルーも巻き返しを狙う。

ホープフルSを制し、京成杯も3着。

しかし毎日杯で6着に敗退。

相手が軽くなるここは勝ち負け必至か。


弥生賞で2番人気に推されたフェノーメノも要注意。

弥生賞は6着に敗れたとはいえ、上がりは最速で力の片鱗は見せています。


新興勢力ではカポーティースター。

新緑賞では上がり33.0秒の豪脚で2着を5馬身離す。

大物感漂います。



天皇賞(春)


このレースの注目はなんといってもオルフェーヴル。

現役最強馬なのは疑う余地なし。

まともに走ってくれればまず負けないでしょう。


雪辱に燃えるのはウインバリアシオン。

ダービー、神戸新聞杯、菊花賞と3度オルフェーヴルの2着。

前走から武豊を鞍上に迎え、逆転を狙います。


昨年大ブレイクしたトーセンジョーダンはここからが本番でしょう。

産経大阪杯は3着でしたが、休み明け&時計の掛かる馬場だったので及第点のパフォーマンス。

長丁場でのスタミナ比べは負けられない。


昨年の覇者、ヒルノダムールも出走。

凱旋門賞以降少し精彩を欠いていますが、本番で調子を戻してくるか。


新興勢力ではギュスターヴクライ。

逸走したとはいえ、久々にオルフェーヴルに土をつけた馬。

軽視するわけにはいきません。



それではまた!