先週の重賞回顧 | ラップ分析家「結城智晴」

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こんにちは。

結城です。


朝日杯はアルフレードか完勝。

未知数な馬でしたが、終わってみれば一枚力が違う馬でした。



朝日杯フューチュリティステークス


1着△アルフレード

2着△マイネルロブスト

3着△レオアクティブ

4着△トウケイヘイロー

5着-ダローネガ


12.2-11.0-11.3-11.4-11.9-12.0-11.7-11.9


ペースは想定よりも少し速め。

前に行った馬は少し苦しいレースだったと思いますが、

中山マイルは内枠+先行馬が有利なコース。

展開とコースで有利不利は相殺といったところでしょうか。


アルフレードは先行集団から抜けだし、2着に2馬身差をつけてゴール。

時計はレコードタイですし、かなり強い内容です。

来年が楽しみな馬ですね。


2着にマイネルロブスト。

こちらも十分な好時計。

しぶとい脚は中山で生きますね。

このまま順調に行けば、皐月賞で期待できるタイプでは。


3着のレオアクティブは枠が良ければ・・・という部分がありましたね。

15番枠からでこの結果ならば勝ちに等しい内容かも。



愛知杯


1着フミノイマージン

2着ブロードストリート

3着コスモネモシン

4着レーヴディソール

5着シースナイプ


12.2-11.5-11.7-12.7-12.0-11.9-11.8-11.8-11.8-12.0

前半のラップが遅く、前が残るレースになるかと思いきや、

中盤から加速して締まったラップに。

上位はすべて差し馬でした。


勝ったのはフミノイマージン。

今年の充実ぶりを再確認できるレースでしたね。

来年はGⅠでも期待したいです。


2着にブロードストリート。

あのレッドディザイアに先着したこともある実力馬。

今回はちょっと人気が無さ過ぎたかもしれませんね。


3着にコスモネモシン。

札幌記念4着など、牡馬相手でも互角にやれる馬。

やはり牝馬相手なら馬券に絡んできます。


4着に人気のレーヴディソール。

現時点では妥当な着順なのかもしれません。

2歳時には圧巻のパフォーマンスを見せていましたが、あくまで2歳時の話。

ラップタイムで言えば古馬相手に通用するレベルにある、という確証はありませんでした。

まだ本調子にはほど遠い、というなら恐ろしい馬ですが、過度な期待は禁物かも。



阪神カップ


1着サンカルロ

2着グランプリボス

3着フラガラッハ

4着マルセリーナ

5着シルポート


12.2-10.7-11.1-11.4-11.4-11.9-11.8


速めのペース。

ラスト2Fが11秒台後半になっているので、差しも届くレースでした。

・・・というか、差しじゃないと厳しいレースでした笑


勝ったのはサンカルロ。

スプリントGⅠでも実績があるように、ハイラップには非常に強いタイプ。

しかも脚質が差し・追い込みなのでハイペースになれば必ず浮上してきますね。


2着にグランプリボス。

復活しましたね。

NHKマイルをあれだけの好時計で勝った馬なので、やはり力があります。


3着はフラガラッハ。

この馬は最後方待機だったので展開のおこぼれをもらった感じですが。

阪急杯3着という実績もあり、サンカルロと同じくハイペースには強いです。

そういえば、その阪急杯の勝ち馬もサンカルロでしたね。



それではまた!