ジャパンカップダート | ラップ分析家「結城智晴」

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こんにちは。

結城です。


今週はジャパンカップダート。

カネヒキリがいないのは残念ですが、今勢いに乗る精鋭達が揃いました。

古豪VS3・4歳馬という感じですね。


ジャパンカップダート G1


◎4番ヴァーミリアン

○6番メイショウトウコン

▲2番サクセスブロッケン

△1番エスポワールシチー

△12番シルクメビウス

△14番ワンダースピード


逃げ候補がエスポワール、サクセス、スパルビエロ、アキュートとどれも人気どころ。

かなり激しいハナ争いになりそうでハイペースを想定しています。

そうなれば買うべき馬の中心は差し。


本命はヴァーミリアン。【A】

昨年のJCダートはサクセスブロッケンがハナを取りに行き、中盤からハイペース。

その中を早めに動いていき、3着。

スタミナのあるところは見せました。

敗れはしましたが内容は決して悪くはありません。

今まで勝ってきたレースのラップはすべて見ましたが、

ハイペースには非常に強い。

どんなペースでも36秒前後で上がれています。

今年のフェブラリーSでは6着と珍しく掲示板を外しましたが、

スタミナ勝負ではなかったよう。

レコードが出たレースでハイペースだったと思われがちですが、

どの馬も上がり時計に大差ないところと、水を含んだ馬場であったことからスローペースに分類できるのではないかと思いました。

先行馬も全然潰れてないですしね。

前に有利な展開だったのなら6着という着順にも納得がいきます。

今回はハイペース想定なのでこの馬が不動の本命です。


対抗はメイショウトウコン。【B】

昨年はカネヒキリ、ヴァーミリアンに割って入っての2着。

ヴァーミリアンを追うようなレースぶりでゴール前でかわしました。

前が潰れやすいハイペースならばこの馬は無視できません。

時にG1馬並みもパフォーマンスを見せることもあるので、

このレースを勝ってもおかしくない馬です。


単穴はサクセスブロッケン。【B】

昨年は自分から速い流れを作り、力尽きて8着。

しかし、力尽きてもカネヒキリからは0.7秒差。

やはり力はあるな、という印象です。

今年も逃げたら厳しそうですが、フェブラリーSのように好位から差す競馬ができれば。


押さえにどこまで粘れるか、エスポワールシチー。【B】

成長を感じる前走、脚質も有利、シルクメビウス。【C】

G1ではもう一歩だが力は確か、3着候補に、ワンダースピード。【C】