菊花賞 | ラップ分析家「結城智晴」

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こんばんは。

結城です。


今週はいよいよ菊花賞です!

今のところ、

リーチザクラウンが1番人気みたいですね。

毎年一筋縄ではいかない菊花賞。

今年はどうなるんでしょう。


菊花賞


◎①スリーロールス

○⑭イコピコ

▲⑤アンライバルド

△④トライアンフマーチ

△⑨リーチザクラウン

△⑫セイウンワンダー

△⑱ブレイクランアウト


逃げるのはおそらく武豊リーチでしょう。

掛かりやすい馬なので、うまく折り合えばゆったりとしたペースを刻んでいくと想定しています。

掛かった場合は前半速いペースになりそうですが・・・。

神戸新聞杯ではスローペースを刻むことができていたので、

今回もスローに近いペースを想定します。


本命はスリーロールス。【A】

意外なところで驚いた方も多いのではないでしょうか。

ざっと成績を見ると、平凡な条件馬のように見えますが、

前走の内容が非常に優秀です。

前走は阪神1800で1.45.0、2番手から33.6の上がり。

ブロードストリートがローズSでマークしたレコードに0.3秒ながら、上がりが脅威の33.6。

これだけの上がりが使えるということは、まだ余力を残しているということです。

スロー気味のラップの中でのパフォーマンスではありましたが、

並の馬ではできない芸当です。


対抗はイコピコ。【A】

前走は凄いパフォーマンスでしたね。

一頭だけ別次元の末脚。

2400mという距離であの上がりが使えるのなら高い長距離適性をもっていそう。

京都外回りで直線も長く、菊花賞は相性の良い舞台でしょう。


単穴に皐月賞馬アンライバルド。【A】

皐月賞はかなりハイラップを刻み、先行馬には厳しいレース。

この馬は先行はしていませんが、早めに動いて押し切るスタミナ満点のレースぶり。

末脚の切れ味もなかなかのものを持っています。

タイプとしては昨年の菊花賞馬オウケンブルースリに似ている馬だと思います。

前走は皐月賞と比較すると随分レベルの低いパフォーマンス。

一回使っての上昇がありそうだ。


押さえに皐月賞2着馬、トライアンフマーチ。【B】

ダービー&神戸新聞杯2着、リーチザクラウン。【C】

力があるからこその安定した戦績、セイウンワンダー。【C】

昨年の皐月賞馬と接戦を演じた、ブレイクランアウト。【C】


セントライト記念組は軽視します。

かなりの好タイムで、レベルが高いと思われがちのレースになっていますが・・・。

上位のメンバーを見ると「あれ、この馬こんなに強かったか?」というような馬ばかり。

確認してみたらセントライト記念の日はかなりの高速馬場になっていました。

その日の9Rでは1600万下のマイル戦で1分32秒フラットという、

通常の馬場ならG1馬でもマークするのが難しいタイムが出ていました。

というわけでセントライト記念組(ナカヤマフェスタ・フォゲッタブル・アドマイヤメジャー)は過剰人気だと判断します。

なぜかセイクリッドバレーだけ人気がないのがかわいそう・・・笑