9月17日は、息子の命日でした。

 

丸四年になります。

 

 

もう、四年もトシちゃんに会えていないなんて…。

 

四年が過ぎても、悲しみが癒えることはありません。

 

思い出すと悲しくて、涙があふれます。

 

 

家族の前であっても

 

人前で急に泣き出すのは何なので

 

ひとり

 

シャワーを流しながら、号泣しました。

 

 

 

 

トシちゃんの好きだったおはぎを

 

たくさん作って供えました。

 

 

あんこが大好きで

 

抱え込んでいくつもほおばっていた姿が浮かびます。

 

 

 

明日は20日は、彼岸の入りだけれど

 

トシちゃんの25歳の誕生日です。

 

どんな25歳になっていたんだろ…?

 

 

九月は、我が子を偲ぶと

 

悲しくて悲しくて…

 

心が折れそうです。

 

 

 

16日に、息子の養護学校時代の母友から

 

「障害のある人たちの書道展」開催されるからと、お誘いを受けましたが

 

やっぱり、ちょっと行けませんでした。

 

 

 

以前その書道展で

 

息子さんを病気で亡くされたお母さんに出会いました。

 

その頃どん底にいいた私は

 

同じような経験をしたお母さんと会ったら

 

共感することも多くて

 

少しは気が楽になるかも…と思って出かけたのですが

 

そのお母さんは

 

我が子を亡くした悲しみをバネにして

 

次の目標、さらにまた次…と

 

力強く生きていらっしゃいました。

 

正反対の私は、ただただ圧倒され、打ちのめされるばかりでした。

 

 

 

世の中にはいろんな人がいて

 

皆それぞれにとらえ方が違います。

 

我が子を亡くすという辛い経験をしていても

 

その悲しみを跳ね返すことで、颯爽と生きていかれる方もいれば

 

私のように毎日をただやり過ごすだけで精一杯の人もいる。

 

 

傍から見た颯爽と力強く生きている人のほうがカッコよくは見えるだろうけれど

 

でも

 

日々をやり過ごすだけで精一杯で

 

ぜんぜんカッコよくない自分でも

 

まあ、それはそれでいいんじゃないかな?

 

そんな自分自身を

 

みとめてあげよう…と

 

いつしかそう思えるようになりました。

 

 

どんな自分でも、いとしく思ってあげようと

 

そう思います。(笑)

 

 

 

 

だって

 

亡き子への想いの深さは、どちらの親だって

 

他人には計り知れないほどに深いのだから。