この時季は、あちらこちらで百日紅の花を見かけます。

 

白や濃淡の桃色濃い赤…

 

色とりどりの花に、自然に目がとまります。

 

華やかで、とてもきれいだなぁと思います。

 

 

 

 

夏の終わりの8月31日に

 

駐車場の隅っこで、夏の花ムクゲが咲きました。

 

7月になって他のムクゲが咲き始めているのに、蕾もつけていなかったので

 

今年はもう咲かないんだな~と思っていたら…

 

夏の終わりの8月の最終日に

 

ギリギリセーフで花をつけました。

 

それも、大きくてとても美しい花を。

 

宗旦ムクゲです
 

 
 
 
背中合わせで、なに恥ずかしがってんのかな??
 

 

ここにに植えたわけでもないのに、いつの間にか勝手に生えてきた木です。

 

駐車場の脇に、、何本かムクゲの木があるので

 

こぼれ種から育ったのでしょうか?

 

気づけばそれなりの大きさのムクゲの木に育っていました。

 

 

でも、片隅とはいえ駐車場だから、ちょっと邪魔で…

 

昨年、花が終わったあとで、根元近くまで切ったんです。

 

でも一年したら、また私の背丈程に成長して

 

いま、次々と花を咲かせています。

 

 

 

真夏の暑い日に

 

ピンクや白の花のムクゲの花を眺めながら

 

この場所で息子と一緒に、朝は施設の送迎車を待ち

 

夕は、施設から帰ってくる息子を待ちました。

 

 

「今日は機嫌良く行ってくれるかな?」とか

 

「笑顔で降りてくるかな?」とか

 

 

楽しい日もあれば、泣きたい日もあった

 

そんな息子との日々が、今でも鮮明によみがえります。

 

 

 

そして、あっという間にまた9月になりました。

 

まだ夏の暑さが残る9月は

 

私にとって、一年で一番重い月になりました。

 

息子の誕生日と命日がある月だから。

 

 

心がざわつきます。

 

 

 

あれから3年たっても、涙の出ない日はありません。

 

特に9月は特別で

 

できればここから逃げたいような気持ちです。

 

 

 

心の中は、張り裂けそうなほどの思いがあるけれど

 

それをブログに綴ることも

 

辛すぎて容易にできそうにありません。

 

 

 

季節の風を感じるのが好きだった息子

 

一緒に花を愛でた穏やかで優しい時間

 

 

 

できれば身近な季節の話題や、とりとめのないことを綴って

 

静かに時をやり過ごせたらいいなと思います。