弔いの花にしては派手だったかな・・・?

いいよね・・・100%おかーさんが育て作った献花だから・・・

命尽きる間際に二人で見た庭のバラだから・・・

 

 

今日はわずか7カ月でこの世を後にしたコ・・・

「コナン」の3回目の命日です

うちには4ヵ月程もいなかった小さな男のコ

想い出らしい記憶さえも作れない程に駆け足でお空に行ってしまった

実はSNSを初めて3年、このコについては余り触れる事が無かった

それは、とある事情があり私自身心の整理が出来なかったから

それも、やっと解決しそうなので記しておきたかったこのコの弔いの言葉を

3年目にしてここに書きます

 

 

薄い被毛に包まれて薄ピンクの体の小さな男のコ

大きなお耳と蚊取り線香の様にクルクル巻いた尻尾

愛嬌ある姿は、私達家族と猫達にもすぐに受け入れられ家族になりました

お世話焼きのレックはどこに行くにも心配そうに後をついて歩き

まるで我がコの様に可愛がりました

朝は目覚ましが鳴ると「早く!起きて!」と体に乗ってくる可愛いコ

このまま幸せな時が続く事を疑いもしなかった

 

 

ところが、目が白濁してるように思え主人に話し病院へ行きました

「なんでもない」との診断に不安を残しつついつもの生活へ・・・

数日後、7月だと言うのに寒がりフリースに潜る

やはり・・・変じゃないのかな・・・・?

そんな時、私の目の前でコナンが粗相をしました

連日、チッコ隊のテロ攻撃に手を焼き布団やら電化製品への被害に

イライラしていた時です

「君までもか・・・」と、ショックでつい・・・

「コラ~ッ!」と、叱ったしまった事

そんなに激怒してつもりはないけれど、ビックリして見上げた顔は今でも忘れません

今になって思う事は何故?あの時に体調不良だったことを忘れ叱ってしまったのか

後悔でなりません

それからドンドン悪化し衰弱していきながらもトイレに行く姿に胸がつぶれそうな

悲しみと懺悔が襲いました

ゴメンなさい・・・

身体しんどかったんだよね・・・

わかってやれなかったね・・・

ある時には用を済ませた後、腰が崩れその場を動けずに抱き上げると

ゴロゴロ嬉しそうに喉を鳴らた

「ゴメン!ゴメン辛いのなら無理してトイレに行かなくてもいいよ!

おもらしなんて平気だから・・・」そう言って抱きしめました

とうとう体が動かなくなってしまい、オシッコシートを敷いてあげたらその上で

オシッコが出ていて交換する時に鳴くんです

「ゴメンなさい・・・トイレいけなかった」私にはそう聞こえました

痙攣が始まり、夜タクシーで病院へ連れて行ったら「今夜が峠です」

「入院させてもいいですが恐らくもう・・・」そう言われて

多分、そうではないかと悪い予感はしていましたから迷わず家へ連れて帰りました

辛くて長い夜は越えましたが、何度も痙攣と悲鳴を上げる姿に

「もう、頑張らなくともいいよ!神様楽にさせてあげてください」と祈り続けました

 

最期の写真・・・・

 

7月22日15時に「育ての親のレック」がコナンに横に寄り添いました

もうほとんど見えていない白濁した目を開け、胸に顔をうずめます

頭と体をレックは静かに舐めると、嬉しそうな小さなゴロゴロが部屋に響きます

30分程したら離れ、それから二度とレックはコナンには近づく事はありませんでした

 

19時20分・・・おとーさんの帰りを待つように最期は私の腕の中で命を閉じました

断末魔は恐ろしい程の形相でこの世に未練を残すかのように・・・・

病名を聞いて、わずか5日間の壮絶な闘病

それを確定する為の血液検査結果たのは亡くなった後の事でした

 

 

たった7ヶ月・・・・

もっと楽しい事・嬉しい事や美味しい物を経験させてあげたかった

そして、「悪い事をしたら叱られちゃうよ!」って生活の一部で教えてあげたかった

僅かな時間だったけれど、いつまでも家族です

忘れられない大切な家族です

今こうして書いていても涙が止まらない

「わずかな時間だったけれど会えてとても嬉しかった」

 

「いつか・・・また、生まれ変わり会える事を信じてる」

そう思っていました

それは…叶わぬ夢でした

この言葉に意味はいずれ、また別の機会にお話しさせていただきます

 

7月22日 19時20分 享年7ヶ月    コナン

  赤薔薇 いつまでもすっと大切な家族です 赤薔薇

 

 

 

             

 

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